
1500万円の資産運用を考えたとき、どこに、どんな風に投資するのが良いのか悩みますよね。
その悩みの中でも、なるべくリスクが低くてリターンが見込めるもので運用をしたい!という思いは一緒だと思います。
私は18年前から資産運用をはじめ、30種類以上の投資をしてきました。そこから様々な投資経験を経て、現在は配当だけでそれなりの生活ができるようになっています。
今回は、この経験と実績をもとに、リスクが低めで年利3%以上が見込める資産運用先をランキング形式でお伝えしていきます。
ただ、資産運用先をお伝えする前に、資産運用をするからには知っておいてほしいことについてお話していきます。
具体的には「お金を運用しないリスク」「資産運用先を見極めるポイント」「お金を増やすためにするべきこと」の3つです。
この3つのお話は、今後どんな資産運用でもきっと役に立つと思いますので、少し長くなりますがお付き合いください。
そして、よりよい資産運用先をスタートさせましょう。
それでは最初に「お金を運用しないリスク」についてお話していきます。
目次
1500万円を預金しているだけだと損をする?知っておきたいインフレリスクと対策方法!
まず、資産運用の具体的な話に入る前に、手元にあるお金を運用しなかった場合、どんなことが起きてしまうかお話していきます。
手元に置いておくだけだったら、何も起こらないのでは?と考えるかもしれませんが、それは違います。
実はインフレの影響によってお金の価値が減っていってしまい、今手元にある1500万円が10年後には1225万円の価値しかなくなってしまう可能性があるのです。
まずは、なぜそのようなことが起きてしまうのかお話しし、その対策についてお伝えしていきます。
1500万円を預金しているだけだと、年間30万円損してしまう!?インフレ2%の恐ろしさ
今、資産運用を検討されている1500万円は、大半の方は銀行に預けているかと思います。
ただ、そのままだとみすみす資産を目減りさせていくことになってしまいます。
というのも、現在日本は年間2%のインフレを掲げているからです。
念のため、インフレについて説明しますね。インフレとはインフレーションの略で「物やサービスの値段が上がること」「お金の価値が下がること」を言います。
この2%のインフレ目標に対し、大手銀行の普通預金金利は0.001%、定期でも0.01%です。
つまり、お金の価値が減る勢いに対し、増やす力が負けているのです。
イメージをしやすくするために図を見てみましょう。
仮に毎年2%のインフレが達成された場合、今手元にある1500万円は1年後には、実質1470万円の価値になってしまいます。
5年後、10年後には1355万円、1225万円と、どんどんお金の価値は減っていきます。
国の方針が変わらない限り、このお金の目減りに歯止めをかけることはできません。では、どういった対策をとればいいのでしょうか?
先ほど「お金の価値が減る勢いに対し、増やす力が負けている」とお伝えしました。ここにヒントがあります。
1500万円を確実に増やしたいなら、年利3%以上の資産運用をするべき!
インフレ対策をするのであれば、ずばり、インフレ2%に負けない運用をすれば良いのです。なので、年利3%以上の運用をすれば十分だと言えますね。
ただ、世の中で一般的な金融商品は、年利1%もあれば万々歳!という感じですよね。
でもこれではインフレ率にも負けますし、手数料や税金が引かれたら、何もしていないのと同じことになってしまいます。
私は18年前から資産運用をしているので、金融商品への知識はそれなりにある方だと思います。
一般的な投資信託でも年利10%以上出る商品もありますし、年利200%以上の投資先なんかも知っています(笑)
つまり、年利3%以上の金融商品は、実は世の中にたくさん存在するのです。
ただ、高利回りの金融商品は、詐欺かもしれないですし、本当に良いものという可能性もあります。
なので、このブログを読んで、ご自身で良い資産運用先を見極める力をつけてもらえたらと思います!このポイントについて、これから詳しくお伝えしますね。
これだけ押さえておけば大丈夫!1500万円の資産運用先を見極める3つのポイント!
資産運用先を見極めるために押さえてほしいポイントは大きく3つです。
手間が掛からない投資先を選ぶ
利回りがインフレ率を下回らない投資先を選ぶ
これは私の18年間の資産運用経験をもとに厳選したポイントになります。この3つのポイントさえ押さえられていれば、まず大きな失敗は起きにくいです。
逆に、1つでも抜けてしまうと長く続かなかったり、最悪の場合は資産を大きく減らすことにもつながりますので、しっかり押さえてほしいと思います!
それでは詳しく見ていきましょう。
リスクが低い投資先を選ぶ
どんなことにも言えますが、リスクがないものはありません。ただ、リスクは低いものを選んだり、自分で低くすることはできます。
ポイントの中でもリスクについては特に重要になってくるので、チェックしてほしい項目を3つ作りました。
- リスク内容が明確なものを選ぶ
- しっかりしている運用元を選ぶ
- 過去実績があるものを選ぶ
この3つがチェックできていればリスクが低いと判断してよいでしょう。ではチェックしてほしいポイントを詳しくお伝えしていきます。
リスク内容が明確なものを選ぶ
まず、リスクが低い・高いの定義について考えてみましょう。これは「リスク内容が明確=リスクが低い」「リスク内容がわからない=リスクが高い」と言えます。
なぜなら、リスク内容が分かれば対策がとれますが、わからなければ対策のしようがないからです。
株を例に挙げてお話ししていきましょう。リスクとしては「会社が倒産してしまう」「株価が下がる」などが挙げられます。
これに対しては、きちんと調査をすれば危ない株は買いませんし、最悪の場合は損切することもできます。
でもこれが仮想通貨や知人からの儲け話だったらどうでしょう?具体的にリスクが挙げられないと思います。
つまり対策が取れないので、リスクが高いと判断し、選択肢から外すのが賢明です。
しっかりしている投資会社を選ぶ
投資詐欺にひっかかってしまう人のほとんどが、この点のチェックミスだと言えます。
運用元が信用できるかどうかは、以下の2つで判断しましょう。
詐欺会社はバーチャルオフィスやアパートの一室を登記していることがあります。インターネットで簡単に検索できるので、この確認は必ずしましょう。また、遠方で電話面談しかできないということもあるかと思います。その場合は、本社に電話をかけてみて在籍確認をしましょう。
確認②資金の出し入れの柔軟性
資産運用先によっては、投資したお金を引き出せない場合があります。例えば国債でも1年は解約することができません。引き出せない理由や仕組みが納得できるものであれば良いですが、理由が不明確なものは避けましょう。
あとは、投資のお金を現金で用意させるような会社は危険です。
ちゃんと銀行口座がある投資先を選びましょう。
過去実績があるものを選ぶ
過去実績のある・なしは、リスクの高さに大きく影響します。なぜなら、多くの人が投資をしているので、リスク内容も対策も把握がしやすいからです。
一方で、過去実績がないものは、リスクが何なのかわからないので具体的な対策が打てないのでリスクが高いと言えます。
以上3点がリスクを低くする3つのチェック項目になります。
一見当たり前のように感じますが、ここをしっかり押さえることでリスクを自らの手で低くすることができるので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
手間が掛からないものを選ぶ
資産運用をするときに「手間が掛からない」のはとても大切なことになります。
なぜなら、手間がかかる投資と言うのは、お金を稼ぐための「労働」になってしまうからです。
私は一時、株とFXを懸命に運用していた時期があります。
この時は仕事中も家族や友人といるときも、常に頭の片隅で株とFXの値動きが気になってしまっていて、頭と心が休まる時間がありませんでした。
自由になるために資産運用を始めたのに、いつの間にか立派な「労働」になっていました。
それだけ時間を使っていたので、それなりのリターンを得ることができていました。
しかし、老後を迎えたり、自分の体に何か起きてしまったら、同じ労力をかけるのはとてもできないということにも気が付きました。
この経験から、資産運用は手間が掛からない方法を選ぶべきだと思いました。
そして、余計な心配をしたくないのであれば、レベルの高い資産運用のプロにお任せするのが一番良いという結論に至りました。
利回りがインフレ率を下回らない投資先を選ぶ
冒頭でもお話ししましたが、インフレ率に負ける運用は意味がありません。
証券会社や今流行りのロボアドバイザーは、あなたの志向を尊重して商品の提案をしてくれます。
そこで「リスクが低い運用をしたい」と伝えると、年利0.05%の国債や保険など、インフレ率に適わない商品ばかりを提案されます。
私から言わせると、インフレ率に適わない商品で運用するほうがリスクです。
このようなインフレ率より低い利回りの提案を受けた場合は、運用先を再検討されたほうが良いかもしれません。
先ほども言いましたが、世の中には年利3%以上の金融商品はたくさんあります。
ただ、いい資産運用先かどうかを見極めるのは大変なので、今お話しした3つのポイントが大切になってきます。
念のため振り返りをします。
手間が掛からないものを選ぶ
インフレ率以上の運用先を選ぶ
資産運用先と面談するとき、この3つをどこかにメモして確認すると良いかもしれません!
1500万円を資産運用で増やすためにするべき3つのこと
運用先の良し悪しを判断するポイントについてはご理解していただけましたでしょうか。
次は、お金を増やすためにするべき3つのことについてお話していきます。
これは必ずやらなければならないことではなく、知識的な話になってきます。
この3つのことを知った上で資産運用先や投資商品を選べば、それは強靭な選択になることでしょう。
お話しするのは次の3つです。
- 複利運用をする
- 投資をする
- 分散投資をする
知っていることもあるかもしれませんが、お金を増やすために必要な知識になってきますので、ぜひ押さえておいてください。
【複利運用をする】複利運用VS単利運用では20年後の資産に約1000万円の差が出る!

資産運用の方法は大きく2つあります。「単利運用」と「複利運用」です。言葉は聞いたことがあるかもしれませんので、簡単に説明しますね。
複利運用・・・(元本+利息)に利息がつくこと
図のように、単利運用は元本にのみ利息がつきます。
一方、複利運用は「元本+利息」に利息が付くので、時間が経てば経つほど、お金の増え方に勢いがついてきます。
では1500万円を単利運用と複利運用した場合、どれくらい差が出るのか見てみましょう。
経過年数 | 単利運用(5%) | 複利運用(5%) | 差額 |
---|---|---|---|
運用開始 | 1500万円 | 1500万円 | 0円 |
5年 | 1875万円 | 1914万円 | 39万円 |
10年 | 2250万円 | 2443万円 | 193万円 |
15年 | 2625万円 | 3118万円 | 493万円 |
20年 | 3000万円 | 3979万円 | 979万円 |
25年 | 3375万円 | 5079万円 | 1704万円 |
最初の5年くらいまではそこまでインパクトはありませんが、10年を経過するとみるみる差が開いていくのがわかります。
このことからも、金融商品を選ぶときには「複利運用」ができるものを積極的に選んだほうが、目標額に到達するスピードが圧倒的に早まります。
【投資をする】投資と投機の違いを知らないと1500万円を失ってしまう可能性がある!

資産運用を始めると言っているのに「投資をしなさい」とは、なんて当たり前のことを言っているんだろう…。そう思われたかもしれません。
ただ、資産運用に失敗してしまっている人のほとんどが投資だと思って始めたものが、いつの間にか投機と言う名のギャンブルになってしまっていることが多いのです。
まずは投資と投機の違いを認識しましょう。
投資した額に対し、ある程度リターンが見込めるもの
投資した額に対し、リターンが見込みにくいこと
このような違いがあります。投資か投機になってしまうその違いは「知識のある・なし」です。
例えば株で考えてみましょう。
知識がある人が運用すれば、ある程度リターンが見込める株を買いますよね。
そして、値下がりが起きそうな時は売却をしたり、はたまた持ち返すとわかっていれば買い増しをしたりできます。
一方、知識がない人が運用する株は、少しでも下がったら不安になって売却して損をする可能性が高いですよね。
2018年の12月にあったソフトバンクモバイルの上場が良い例です。
あの上場株は、あまり知識や経験がない人たちが「SBなら大丈夫だろう」とよくリサーチせずに投資している傾向にありました。
外的要因もありましたが、株は下落をしました。
一方で、株への知識があるプロトレーダーたちは、上場前に株を買わず、下落したときに購入して儲けを出していました。
この事例からも、投資だと思って挑戦した株が、知識がないためにギャンブルと化し、資産を大きく目減りさせてしまっています。
ただ、そこまで専門知識がなくてもできる投資があります。
それは「その道のプロに任せること」です。これが資産運用を投機ではなく確実な投資に導いてくれます。
【分散投資をする】資産を守るためには分散投資が必要

どんなにいい資産運用先を見つけても、そこだけに投資をするのは少々リスキーです。
「卵は一つのカゴに盛るな」という格言を聞いたことがあると思います。
これは「1つの運用先に全額を投資して失敗してしまったら、すべてを失ってしまうよ!」という教訓です。
でも、資産を失うのが怖いからと言って、細かく分散投資をしてしまうとお金の増えるスピードも落ちますし、管理や把握が大変です。
つまり、自分の性格や生活スタイルに合ったポートフォリオを組み、無理のない運用をすることが大切です。
資産運用先一覧!あなたの1500万円はどこに投資するべきか?
前置きが少々長くなってしまいましたが、次は私が実際に投資してきた資産運用先を15種類紹介します。
タイトルと冒頭でお伝えした通り、30種類以上の資産運用の経験があります。
ただ、1000万円以上の資産運用にふさわしくなかったり、インフレ率に負けるものもあったので、その資産運用先は割愛しています。
一覧で紹介した上位3つの資産運用先について詳しくお伝えしていきます。
この3つは実際に私が投資をしていて大きく利益が出ています。(詳しくはプロフィールをご覧ください)
1位で紹介する資産運用先は、年利40%という驚異的な実績を出したことのある投資先になります。
【1500万円の資産運用】おすすめ資産運用先トップ3!おすすめの投資先と共にランキングしました!
ランキングの基準は前半でお話しした資産運用先を選ぶ3つのポイントを基準にランキングしています。
- 利回り・・・高いほどポイントUP
- リスク・・・低いほどポイントUP
- 手間・・・かからないほどポイントUP
- 複利運用・・・可能だとポイントUP
ヘッジファンド
利回り | ![]() -10~80% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() かからない |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.7点 |
ヘッジファンドの仕組み
ヘッジファンドは、会社が得意としている運用方法でお金を増やしていきます。
基本的に1社1商品の取り扱いで、株やFXをメインに取り扱っている会社が多いです。
一般的な投資信託のファンドマネージャーとは比べ物にならないくらいの調査や判断で運用をするため、リターンが大きくなります。
また、出資者と直接契約になるのもリターンが大きい理由です。
直接契約により、中間マージン等の手数料が発生せず、その分リターンが大きくなるという仕組みになっています。
ヘッジファンドの特徴
- 配当が高い
- 手数料は成功報酬型
- 毎月配当の会社が多い
- 複利運用・単利運用が選べる
- 資金の出し入れに柔軟性がある
- 倒産すると出資したお金が0になる
- 良い運用先を見つけ出すのが難しい
ヘッジファンドの特徴でありメリットは、上記で書いたようにたくさんあるのですが、ここでは高配当であること、手数料が成功報酬型である2つを中心にお伝えしていきます。
仕組みでも触れましたが、ヘッジファンドは自社が得意としている金融商品で運用をするので、そもそもマイナス運用になることがあまりありません。
ちなみに、私が出資しているヘッジファンドは創業以来マイナスを出したことがありません。リターンも平均で月利3%という好成績が続いています。
また、成功報酬型なので、プラス運用ならないと報酬が得られません。つまり、出資者の私たちと同じ方向を見て運用をしてくれていると言えます。
デメリットとしては、ヘッジファンドが倒産すると出資したお金が0になってしまう、良いヘッジファンドを見つけ出すのが難しいという2つがあります。
倒産すると出資したお金が0になってしまう理由としては「出資」という性質上からです。
ヘッジファンドの口座にお金を入れて運用をしてもらうため、会社が倒産することになれば、当然口座は凍結されます。
また、ヘッジファンドは基本的に富裕層向けの資産運用のため、あまり宣伝をしていません。
そして、うまくいっていることをSNSに書く人もあまりいないため、ほとんど情報が出ていません。
なので、良し悪しを判断することが非常に難しいです。
しかし、前半でお話しした「資産運用先を選ぶ3つのポイント」がクリアできていれば倒産の心配はまずないですね。
また、ポイントが押さえられていればヘッジファンドの良し悪しについての判断もできるかと思います。
これから紹介する投資会社はこの特徴で書いているように、創立以来マイナス実績を出したことがなく、月利平均3%という驚異的なリターンを出してくれています!
おすすめのヘッジファンドTOP3
- 1位エクシア
- 2位ビクトリー・アセット・マネジメント
- 3位スカイプレミアム
1位で紹介したエクシアは、私の18年間の資産運用経験の中でダントツで手間がかからずお金が増えています。
手数料もなく、本当にノンストレスです。過去実績を見てみてください。
最初は半信半疑で少額でスタートしました。
まずは3ヶ月だけやって様子を見ていましたが、特に問題なく毎月リターンがあることから増資を決め、今に至ります。
複利運用をしていれば、2年で2倍以上になる計算です。
私は2016年から預けているので、元本回収はとっくに終了していますが、増資を続けています。
投資信託(インデックス型)
利回り | ![]() – 10~10% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.5点 |
投資信託(インデックス型)の仕組み
投資信託は、株や債券などをパッケージ化したものです。その運用をファンドマネージャーが行います。
投資信託のインデックス型は、日経平均株価などの一般的な株の値動きに準じています。
なので、平均的な値動きとなるのが特徴です。
投資信託(インデックス型)の特徴
- アクティブ型より手数料が安い
- 安定的な運用ができる
- 大きく増えることがない
- 景気や世界情勢に影響を受けやすい
インデックス型の特徴でありメリットは、安定的な運用ができる、手数料が安いことが挙げられます。
投資信託のインデックス型の勝率は5割というデータがあります。
アクティブ型は2割程度なで、勝率がぐんっと上がりますね。また、手数料に関しても平均で0.7%程度なのでその点もメリットだと言えます。
ただ、勝率が高くても、利回りが高いわけではありません。
インデックス型は安定的な運用ができますが、減ることもありませんが、大きく増えることもありません。
これは考え方によってメリット・デメリットの捉え方が違ってきますね。
一方、どんな考え方にも共通してデメリットになるのは景気や世界情勢に影響を受けやすい点です。
コロナ禍で下がらなかったインデックス型の投資信託はないですね…。
ただ、投資信託は長い目で見ることが大切なので、下がってしまったからと言って慌てて解約してはいけません。
長期的に持っていれば、プラスになる可能性が高いです。
おすすめの投資信託(インデックス型)TOP3
投資信託のインデックス型は、長期的な運用が前提になってきます。
数年持って、均して年利3%になれば万歳!という風に捉えておいてください。
特にインデックス型の場合は、景気や世界情勢に影響を受けやすいため上がり下がりが必ず起こります。
そんな景気や世界情勢に影響を受けやすいインデックス型ですが、1位で紹介するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、2018年にやっと日本でも取り扱い開始となり、安定的な運用結果となっています。
手数料も超お得で、管理費用(含む信託報酬)0.0968%のみです。
まさに着実に運用をしてくれていますので守りの性格の方におすすめです。
投資信託(アクティブ型)
利回り | ![]() – 20~20% |
リスク | ![]() 中 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.4点 |
投資信託(アクティブ型)の仕組み
投資信託の仕組みはインデックスと同じなので省略します。
アクティブ型は名前の通り、アクティブに値動きし、ハイリターンを狙っている投資だと思ってください。
インデックスが大手企業中心で平均的な運用だったのに対し、アクティブは中小企業やベンチャー企業等が多いです。
なので、うまくいけば年利10%以上もあり得ます。ただ、うまくいかないとそれなりのマイナスにもなります。
投資信託(アクティブ型)の特徴
- 高い配当が狙える運用をしている
- 個人口座で資産が守られる
- 取扱い金融商品が多数
- インデックス型に比べて手数料が高い
- 良い商品の見極めが困難
- 売買のタイミングを見極めるのが難しい・手間になる
投資信託アクティブ型の特徴でありメリットは高い配当が狙える運用をしていることです。仕組みでもお伝えした通り良い投資信託であれば年利10%程が狙えます。
アクティブ型にパッケージングされている株の特徴としては、国内であれば中小企業、海外であれば新興国といった具合です。
つまり、上がればとってもリターンが大きいですね。そのため、高い配当が狙えるようになります。
ただその分、ファンドマネージャーの工数がかかるため、手数料が高いのも特徴です。
平均で1.7%程度です。これはマイナス運用になってしまっても引かれてしまうものなので、デメリットだと言えます。
そして、良い商品の見極めが大変なのもデメリットです。
というのも、アクティブ運用は日本だけで数千種類ありますが、その中の2割しかプラス運用ができていないと言われています。
でも、この2つのデメリットは、良い商品を選び、手数料以上の運用をしてくれれば解決します。
これから紹介する投資信託のアクティブ型は、設定時から右肩上がりを続けている優秀な商品です。
おすすめの投資信託(アクティブ型)TOP3
- 1位ひふみ投信
- 2位さわかみファンド
- 3位セゾン資産形成の達人
1位で紹介したひふみ投信は、日本の中小企業で成長が見込める企業の株式を買い、運用をしています。
設定時1万円だった基準価額は高い時で5万円台まで上りました。
2019年に入ってからは4万円台に落ち着いていますが、多少の上がり下がりはあるものの、ゆるやかに右肩上がりを続けています。
また純資産総額が1159億円(2018年時点)であるのも魅力的です。会社の体力がしっかりしていることはとても心強いと言えます。
コロナ禍の時は残念ながらマイナスでしたが、持ち返してきましたね!
【1500万円の資産運用】お金を増やすポートフォリオ
おすすめの投資先TOP3はいかがでしたでしょうか?
上記は私が資産運用してきた金融商品をリターン・リスクで分布したものです。
TOP3の資産運用先は、数ある金融商品の中で比較的リスクが低く、リターンが大いということが分かるかと思います。
ここでは、トップ3で紹介したヘッジファンド・投資信託(インデックス型・アクティブ型)で攻め・守りの2種類のポートフォリオを紹介します。
1500万円を全額投資すると、1年間でそれぞれどれくらい増えるのか見てみましょう!

運用先 | 投資額 | リターン |
---|---|---|
ヘッジファンド (エクシア) |
500万円 | 213万円 (月利3%想定) |
投資信託 インデックス型 (eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)) |
800万円 | 40万円 (年利5%想定) |
投資信託 アクティブ型 (ひふみ投信) |
200万円 | 15万円 (年利7.5%想定) |
合計 | +268万円/年間 +22.3万円/月間 |
ご覧いただき気づいたと思いますが、1位で紹介した投資会社エクシアにいくら出資するかによってリターンに大きく影響します。
同じ1500万円の運用でも年間で188万円も差が出てきますね!
そして、ポートフォリオを組むにあたっては「いつまでにいくら必要」という具体的な目標を作ると良いと思います。
と言うのも、私は本来守りの性格なのですが、資産運用を始めたばかりの頃は投資するお金を増やしたかったので、かなり攻めた運用をしてきました。
そして、現在はバランスの取れた運用にシフトをしています。このように、性格を中心に考えるより、目標に向かってポートフォリオを考えるほうが、結果が出ます。
1500万円の資産運用まとめ
かなり長くなってしまいましたが、参考になることはありましたでしょうか?
資産運用を検討している相談者から「資産運用の勉強をしっかりしてから始めたい」という話をよく聞きますが、これは機会損失だと思っています。
というのも、投資先の相談者の中には勉強しすぎて結局投資ができないという人もいました…。
考えたり勉強している間にお金は増えませんからね!
多くの勉強しなくても、前半でお伝えした「資産運用先を見極める3つのポイント!」「1500万円を資産運用で増やすためにするべき3つのこと」さえおさえておけば、まず大きな失敗は起きにくいでしょう。
また、もうお察しだと思いますが、特に知識も手間も必要ないのは、ヘッジファンドです。
大きなリターンを狙いたいのであれば、ポートフォリオに組み込むことをおすすめします。
ポートフォリオ通りでなくてもいいので、まずは少額から始めてみましょう。
資産運用を始めてみると、自然と知りたいことができて、知識もついてきます!
(エクシア)
(月利3%想定)
インデックス型
(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))
(年利5%想定)
アクティブ型
(ひふみ投信)
(年利7.5%想定)
+38万円/月間
おすすめ投資信託インデックス型:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
おすすめ投資信託アクティブ型:ひふみ投信