
“2000万円”というのはエリートサラリーマンが数十年働いてやっと貯めることのできるお金だと言われています。
つまり、簡単には貯められない金額です。
簡単に貯めることができない金額だからこそ、できるだけリスクヘッジしながら確実にリターンが得られる資産運用をしていきたいのものですよね。
と言っても、資産運用先はたくさんあって迷うところかと思います。
また、2000万円という金額になると1ヶ所に全額投資!と言うよりも、いくつかの運用先に分散投資を検討されているのではないでしょうか。
私は約19年前から資産運用を始め、30種類以上の投資を経験してきました。
その数々の経験から、現在では着実に資産を増やすことができる運用先を見つけ、配当だけで生活ができるようになりました。
今回は、私が今まで経験した中でも2000万円の投資額に適した資産運用先を15種類ピックアップしました。
さらにその中からおすすめの運用先をランキング化し、実際に私が運用をお願いしている会社、特徴なども含めてお伝えしていきます。
最後には、性格に合わせたポートフォリオも組んでいますので、分散投資の参考にしてみてください!
目次
2000万円の資産運用をする前に、知っておきたい2つのリスク!
まずは、資産運用をスタートする前に知っておいた方が良い2つのリスクについてお話していきます。
この2つのリスクとは「預金リスク」と「投機リスク」です。
預金がリスク?なんのこと?と思うかもしれません。
実はインフレが続いている日本では預金をしているだけで貨幣価値が目減りしていってしまっているのです。
また、2000万円を1円も無駄にしないようにするには、ギャンブルのような資産運用、つまり投機は避けたい所です。
資産運用先を間違えると、あっという間に資産を失ってしまう可能性があります。
きちんと知識を付けてこの2つのリスクを回避していきましょう。
【預金リスク】2000万円を預金をしているだけで、なんと年間40万円損をしている!
突然ですが、今資産運用を検討している2000万円はどこにありますか?
この質問をすると、大半の方が「銀行」と答えるかと思います。
安心・安全なイメージのある銀行預金ですが、実はインフレ率より低い金利で預金をしていると「損」をしてしまっているのです。
なぜそうなるのか、これから詳しく説明していきますね。
インフレと金利の関係を理解すると預金は損だということがわかる!
まず、改めてインフレについてお話しますね。
インフレとはインフレーションの略で「物価やサービスの値段が上がること」を言います。
主語を物価からお金に変えると「お金の価値が下がっていくこと」とも言えます。
それでは以下の図を見てください。
日本は年間2%のインフレを目指し、現在進行形中です。
そのため、毎年お金の価値が目減りしていきます。
それに対し、大手銀行の預金金利は定期でも0.01%です…。
この「インフレ率」と「利息」の差が広がれば広がるほど、預金をしていると損をしていることになるのです。
上記は10年~20年後の話なので実感がわきにくいかもしれません。
なので、1年でどれくらい損をするのかを計算してみました。
2000万円を0.01%の金利で定期預金をし、その年に2%のインフレが起きたとします。
預金した2000万円は1年後に利息が付き、2000万2000円になります。
一方物価は、2%のインフレが起きた場合、1年前2000万円で買えたものが2040万円出さないと買えなくなってしまっています。
この差を計算すると…。
なんとたった1年で39万8000円も損をしてしまうことになるのです。
せっかく貯めた2000万円が、預金しているだけで損をしていくなんて許しがたいですよね。
これがインフレによる預金リスクです。
ではこのインフレによる預金リスクは、どのように回避すればいいのでしょうか?
それは「インフレ率より高い利回りの資産運用をすること」で解決できます。
このインフレより高い利回りの運用先については、後ほどランキングで詳しくお話していきますね。
2000万円を複利運用すれば1億円の資産を築くことも可能になる!
次に、2000万円をただ預金をしているだけの状況と資産運用をスタートした場合に、将来どれくらいの差が生まれるのか計算してみました。
経過年数 | 定期預金 0.01% |
単利運用5% | 複利運用5% |
---|---|---|---|
今 | 2000万円 | 2000万円 | 2000万円 |
5年後 | 2001万円 | 2500万円 | 2552万円 |
10年後 | 2002万円 | 3000万円 | 3257万円 |
15年後 | 2003万円 | 3500万円 | 4157万円 |
20年後 | 2004万円 | 4000万円 | 5306万円 |
25年後 | 2005万円 | 4500万円 | 6772万円 |
30年後 | 2006万円 | 5000万円 | 8643万円 |
35年後 | 2007万円 | 5500万円 | 1億1032万円 |
上記は2000万円を0.01%の金利で預金、年利5%で単利運用、複利運用した一覧です。
35年後、預金の結果は…ご覧の通りです。
これに対し、5%の単利運用は5500万円、複利運用だと約1億1000万円になります。
2000万円が1億円になるなんて、少し現実味に欠けると思われたかもしれませんが、2000万円を元手に資産運用すれば実現可能な金額になります。
ここで注目してほしいのが、複利運用での資産形成のスピードです。
単利だと5000万円達成まで30年掛かりますが、複利だと20年で達成できます。
つまり、資産運用方法を選択するときは「単利」より「複利」を選ぶと、資産の伸びが著しく変わってきます。
ただ、シミュレーションのような年利5%以上で複利運用できる資産運用先なんて、そうそうないと思いますよね。
でも、資産運用先を真剣に探していると、比較的リスクが低く年利5%以上のものが結構あります。
これはまたランキングでお伝えしますね。
次に、資産を確実に増やしていくためにやってはいけない資産運用方法「投機」についてお話していきます。
【投機リスク】大切な2000万円を確実に増やすには「投資」をすることが大切!
では、今持っている大切な2000万円を着実に増やすには、どういった方法を取ればいいのでしょうか。
確実に言えるのは「投資」をするべきだということです。
世の中には「投機」を「投資」と勘違いして運用し、せっかく貯めた大金をあっという間に失ってしまっている人が数多くいます。
まず、投資と投機の違いを理解しておきましょう。
このような違いがあります。
投機はよくギャンブルと置き換えられて表現されます。
まさか自分はギャンブルなんて選んでないよ!と思うかもしれませんが、「投資」だと思っていたものが「投機」になってしまっている運用先は数多くあります。
例えば、株やFXが該当します。
もちろん「投資」として運用できている人もいますが、「投機」になってしまっている人がほとんどなのです。
この違いは何でしょうか?
それは「知識のある・なし」です。
知識があるプロの人が行う株やFXは投資、そうでない人が行うものは投機となります。
そのため、自分自身で株やFXで資産運用を検討している場合「知識のある・なし」を客観的に考えてみてください。
「自分と同じレベルのトレーダーがいたら、その人に運用を依頼するか?」と、置き換えて検討してみるのも良いかもしれません。
この「投資」か「投機」かについて考えた時に結局は「その道一筋で何十年もやっているプロに任せること」が確実な資産運用につながるということを実感しました。
プロに任せることは、メリットが多いことばかりになります。
これからお話する資産運用先を選ぶポイントに交えてお伝えしていきますね。
2000万円の資産運用先を選ぶ3つのポイント!
では次に、資産運用先を考えたときに押さえておきたい3つのポイントについてお話します。
②手間が掛からないものを選ぶ
③利回りがインフレ率を下回らないものを選ぶ
この3点です。
後ほど紹介しますが、世の中には数多くの資産運用方法があります。
私の経験上、上記のチェックポイントを満たさない運用先は長続きしません。
理由は、大きな損失が出たり、手間がかかりすぎて本業や私生活に支障が生じたからです。
資産運用は、無理なく続けられなければ意味がないですからね…。
なぜこの3点が大切なのかを理解して、長く続けられる資産運用先を見つけましょう!
リスクが低いものを選ぶ
何事にも言えますが、リスクのない資産運用先はハッキリ言ってありません。
そのため、いかにリスクが低いものを選ぶのかが大切になってきます。
そこで、資産運用先において主にリスクになる事柄と、リスクを低くする確認方法をお伝えします。
チェックポイントはこの3つです!
運用元がしっかりしている会社であればOK
過去実績があればOK
ではリスクについてのチェックポイントを1つずつみていきましょう。
リスクヘッジが可能なリスクであればOK
運用先にはそれぞれ特有のリスクがあります。
例えば、株式投資であれば「株価下落」がリスクですよね。
結論から言ってしまうと、上記のようにリスク内容が分かっている時点で、リスクの可能性はグッと減ります。
なぜなら、具体的にリスクが分かっていれば、対処方法が取れるからです。
「株価下落」はしっかり下調べをし、そもそもそんな株は買わない、世界的な株安であれば悪化する前に損切をすると言った対策が取れますよね。
こういった形で自分の中でリスクが理解でき、対策ができる内容であれば精神的にも良いですし、長く続けられますよね。
つまりそれは、自分に合っている資産運用先だと言えるでしょう。
また「リスクがなんなのかわからないもの」は選択肢から外した方が賢明です。
例えば仮想通貨や友人からの儲け話です。
これらはリスクが何なのかハッキリとわからないので対策のしようがありません。
リスクと投機という観点から、おすすめできません。
運用元がしっかりしている会社であればOK
次は運用元の会社についてです。
運用元の会社が詐欺会社、または倒産すると分かっていたら、そもそも資産を預けませんよね。
残念ながら、詐欺に遭ってしまった方の話を聞くと、大半はこの運用元のチェック不足が多いように感じます。
まずは住所です。
レンタルオフィスやアパートの一室を登記しているような会社は要注意です。
また、海外に本社があるという場合は、本社・日本支社ともに調べましょう。
また、担当が携帯電話のみでのやり取りを希望してくる場合、会社の固定電話に連絡してみて、在籍確認をしてみてください。
ひと手間ですが、大切な資産を失わないためには大切なステップです。
そして、資金の出し入れの柔軟性もチェックポイントになります。
出資の場合「最低1年は解約できない」等の決まりがあります。
それが正当な理由ならいいのですが、納得できない場合、その運用元は選ばない方が良いかもしれません。
また、契約当初は毎月の出金が可能だったのに、3ヶ月、半年は出金ができないと契約内容が変わってきた場合、会社の資金繰りが厳しくなっている可能性があります。
過去実績があればOK
過去実績のないものはリスクに直結します。
過去実績がないと成功・失敗のデータがなく、リスクが何なのか解明できないですよね。
上記の運用元の話にも紐付きますが、過去実績のない運用会社は、判断基準が少ないため良し悪しの見極めが難しくなります。
このようなことから、仮想通貨のような新しい資産運用は避けた方が賢明です。
堅い資産運用を望む場合は、過去実績があるものを選びましょう。
ちなみに、株式投資やヘッジファンド、投資信託は100年近い歴史があり過去実績は申し分ないのでこういった運用先をおすすめします。
手間が掛からない運用先を選ぶ
私の経験上、資産運用をスタートして手間が掛かると言うことは、何かトラブルが起きている時です。
つまり、手間のかからない投資先を選ぶこと=リスクが低いと判断して良いでしょう。
もちろん、ご自身で株やFX、一棟不動産を運用されるという場合は勉強をしたり業者回りをすると言った手間を掛ける必要があります。
でも、それは「資産運用」ではなく「仕事」になってしまいますよね。
しかも、時間をかけたからと言って成功するとも限りません。
できるうちは良いかもしれませんが、本業が忙しくなってしまったり、ケガや病気、老後などで思うように動けなくなってしまった場合に、同じ手間を掛けるのは困難です。
そのため、自分自身が働かなくても、お金が働いている状態=手間の掛からない仕組みを早いうちから作り上げることは、資産運用をしていく上でとても大切なことかと思います。
お金に働いてもらう、そもそもこれが資産運用の醍醐味ではないでしょうか。
利回りがインフレ率を下回らないものを選ぶ
前半でお話しましたが、インフレ率を下回る資産運用はあまり意味がありません。
資産運用先を検討しているとき、高利回りなものはやはりハイリスクな気がしてしまいますよね。
でも、今までのチェックポイントが押さえられていれば、ハイリターンはそのままで、リスクを低くすることが可能になってきます。
それではチェックポイントを振り返ってみましょう。
②手間が掛からないものを選ぶ
③利回りがインフレ率を下回らないものを選ぶ
検討している資産運用先があれば、上記のポイントがクリアできているかチェックしてみてください。
この3つのポイントがクリアできるのであれば、その資産運用先は投資すべき運用先だと言えます。
また、まだ運用先の候補がない方のために、私が今まで行ってきた資産運用先をお伝えします。
私が行ってきた運用方法の基準としては、世間の著名な投資家が「良い!」と言っているものばかりです。
その中でも特に利回りが高めで、上記のポイントがさえられている運用先15種を厳選しました。
高利回りが期待できる資産運用先一覧!管理人が実践した15種類を紹介します!
以上です。
本当はあと10種類以上資産運用をしたことがあるのですが、そちらは少額投資並びにインフレ率より低い運用率になるのでカットしました。
次に、上記3つの資産運用先について、おすすめの運用会社も併せてランキング形式で更に詳しくお伝えしていきます!
2000万円の資産運用先おすすめランキングTOP3
資産運用先を選ぶ3つのポイント「利回り」「リスク」「手間」に基づいてランキングをしています。
2000万円の資産運用となると、リスクをおさえつつ安定的に運用したいですよね。
そのため、仕組みや特徴、メリット・デメリットについて、かなりしっかり書かせていただきました。
ヘッジファンド
利回り | ![]() -10~80% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() かからない |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.7点 |
ヘッジファンドの仕組み
ヘッジファンドとは、出資者から資金を集め株や債券など会社独自の方法で運用しています。
そこから得られるリターンを出資者に配当するという仕組みで運用をしています。
ヘッジファンドの特徴
- 配当が高い
- 毎月配当の運用先が多い
- 手数料は成功報酬型が多い
- 資金の出し入れが比較的自由
- 元本は保証されない
- 倒産すると資産が守られないことがある
- 良い運用元を見つけ出すのが極めて困難
ヘッジファンドは、日本ではまだまだマイナーな資産運用です。
なぜマイナーなのかと言うと、基本的に1口100万円~億単位といった富裕層向けの資産運用先だからです。
さらに、不特定多数を勧誘するような広告・宣伝もできません。
そんなヘッジファンドの大きな特徴でありメリットである点は、配当が高いことです。
なぜ配当が高くなるのかというと「絶対収益追求型」「契約が直接で、手数料が成功報酬型」この2点からです。
まず「絶対収益追求型」というのは「常に勝つ=プラス運用をする」ことを考え、結果を出し続けている状態のことを言います。
実際に私が運用しているヘッジファンド(厳密には投資会社)は、創業以来マイナスを出したことがありません。
そして、上図のようにヘッジファンドは出資者と直接の契約となり、手数料は基本成功報酬型です。
つまり、マイナスになった時は手数料が引かれません。
こういった理由から高い配当が実際に可能となっています。
これだけメリットの多いヘッジファンドですが、もちろんデメリットもあります。
それは、会社が倒産してしまった場合、資産が0になる可能性があります。
しかし、このブログの前半でお伝えした「リスク・手間・過去実績」がクリアできていれば、倒産するリスクは低いでしょう。
また、あえてデメリットとして挙げるとすれば、良いヘッジファンドを見つけるのが極めて困難だと言うことです。
初めにお話した通り、宣伝活動をほとんどしていないので、良い情報を見つけ出すのが難しいです。
そんな情報が少ない中で、今回は私が運用していて創立してから1度もマイナスになったことがない、月利平均3%の実績を出し続けているヘッジファンド(投資会社)をご紹介します。
おすすめのヘッジファンドTOP3
- 1位エクシア
- 2位ビクトリー・アセット・マネジメント
- 3位スカイプレミアム
比較的ローリスクでハイリターンな配当が受けられます。
今私が出資しているエクシアは私が運用を始めた2016年から月平均3%のリターンが得られています。
年利ではなく、月利です。
このハイリターンと複利運用ができるおかげで、すでに元本回収が終わっており、現在は配当で得たお金だけで運用をしています。
正に「お金がお金を生んでいる状態」になっています!
資産運用の範疇を超えたリターンが得られるのがエクシアのすごいところです。
投資信託(インデックス型)
利回り | ![]() – 10~10% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.5点 |
投資信託(インデックス型)の仕組み
投資信託とは、いくつかの株式や債券をパッケージ化して販売している商品のことです。
パッケージ化された商品は、主に100円以上1円単位で購入が可能なので投資ハードルが低いです。
商品によって定期的に配当がありますが、受け取らなければ再投資されます。
換金をしたい場合は、売却(解約)をする必要があります。
そして大切なのが、投資信託は大きなくくりとしてアクティブ型とインデックス型という2種類があります。
それぞれを簡単に言うと、アクティブ型は攻めの運用、インデックス型は守りの運用というイメージです。
そのため、リターンやメリット・デメリットも変わってくるのでランキングを別々にしています。
それぞれのランキングの特徴で詳しくお伝えしていきますね。
インデックス型の仕組みとして知っておいてほしいことは「ベンチマーク」に合わせた動きをするということです。
ベンチマークとは、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価のことを言います。
このベンチマークの動きを目標とした運用をしているのが、インデックス型になります。
投資信託(インデックス型)の特徴
- 手数料がアクティブに比べて安い
- 安定的な運用ができる
- リターンがローリターン~ミドルリターン
- 景気や世界情勢に影響を受けやすい
インデックス型のメリットは、アクティブ型に比べて手数料が安いこと、安定的な運用ができることの2つです。
仕組みで書いたように、インデックス型の運用目標は、ベンチマークとの連動のため、そこまで工数がかからず運用ができます。
信託報酬は平均で0.7%程です。
おすすめだと年率0.3%を切るものも多くあります。
更に手数料を抑えたいのであれば楽天やSBIなどのネット証券から購入すると、売買コストは0(ノーロード)の商品も多いです。
また、ベンチマークであるTOPIXや日経平均の値動きを見れば、自分の持っている投資信託の成績も分かります。
ベンチマークを安定的と言っていいかはわかりませんが、10年単位でみるとしっかりプラスになるイメージです。
次にデメリットをお伝えします。
デメリットは景気や世界情勢の影響をダイレクトに受けてしまうことと、大きなリターンが望めないことです。
インデックス型はベンチマークと連動しているため、リーマンショックやコロナショックのようなことが起これば大暴落します。
加えてトランプ大統領の発言一つで、投資信託の値動きが著しく変わります。
また、安定的の裏返しで、大きく増えないというのもデメリットです。
ただ、大きな勝負はしたくない、資産を目減りさせず、長期目線でコツコツ資産運用をしたい!という性格であれば、インデックス型の運用はおすすめです。
おすすめの投資信託(インデックス型)TOP3
せっかく資産運用をするのであれば、大きく増えたほうが嬉しいですよね。
そのため、インデックス型は、メインの投資先ではなく、分散投資のリスクヘッジというポジションで捉えておくのが良いと思います。
ただ、特徴で書いた通り、性格によって攻め・守りの考え方は異なってきますので、最適なポートフォリオを組んでみてください。
1位でおすすめした「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、アメリカ株のインデックスファンドです。
やはりアメリカの経済成長はすごくて、様々なショックを乗り越えて最高値を更新してきています。
投資信託での運用は1日や1か月といった短期間での上がり下がりを一喜一憂するのではなく、長い目(10年単位)で見る資産運用だと心がけましょう。
投資信託(アクティブ型)
利回り | ![]() – 20~20% |
リスク | ![]() 中 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.4点 |
投資信託(アクティブ型)の仕組み
投資信託の仕組みについては、2位でおすすめした投資信託(インデックス型)の仕組みでお伝えしました。
アクティブ型の特徴としては、絶対収益追求型であることです。
ここはヘッジファンドに近い部分でもありますね。
ファンドマネージャー(運用チーム)が、今後値上がりしそうな株式などをリサーチして、そこに投資をします。
証券会社などを通して誰でも投資可能です。
投資信託(アクティブ型)の特徴
- 高い利回りで運用できる可能性がある
- 個別口座があり、資産が守られる
- 手数料が高い
- 良い商品に投資しないとマイナスになる
投資信託アクティブ型の特徴でありメリットなのは、高い利回りが期待できる、個別口座が持てるという2つです。
まず、なぜ高い利回りが期待できるのかと言うと、アクティブ型は主にプロのファンドマネージャーが景気や世界情勢に影響されない運用をしているからです。
そして、2つ目のメリットとしては、個別口座が持てるので、運用会社に万が一のことがあっても、資産が消滅することはありません。
ただ、デメリットとしては、手数料がインデックスに比べて高い、商品選びが難しいという2つの懸念点があります。
手数料が高くなる理由としては、運用にあたってしっかり投資先の分析をするため、その分工数がかかります。
信託報酬は平均で年率1.7%ほどかかります。
2000万円の運用だと、預けているだけで毎年34万円が手数料として徴収されるということです。
また、アクティブ型は勝率が2割程と言われています。
つまり商品選びに失敗してしまうと、マイナスが続いてしまう上に、定期的に高い手数料が引かれ、資産を目減りさせてしまいます。
なので、商品選びはとても重要です。
ただ、良い商品にさえ出会えれば、手数料も気にならないレベルのプラス運用ができます。
そして口座が分別管理されるため、とても心強い資産運用になります。
おすすめの投資信託(アクティブ型)TOP3
- 1位ひふみ投信
- 2位さわかみファンド
- 3位セゾン資産形成の達人
トップ3で紹介している会社はどれも良い商品です。
多少の上下はありますが、全体的に右肩上がりを続けています。
投資信託の良し悪しを見極めるには純資産額の高さも確認しましょう。
というのも、純資産額が高いほどつぶれにくいと考えてください。
ちなみに、ひふみ投信(ひふみマザーファンド)の2020年7月末の純資産総額は6409億円、さわかみファンドが2696億円、セゾンが966億円です。
基準価格は現在(2020年8月18日)ひふみ投信が53000円台、さわかみが24000円台です。
私はひふみはもう売ってしまいましたが、購入から2倍以上にはなったので感謝しています。
お金を増やす!2000万円の資産運用のポートフォリオ!
上記の図は、先ほど紹介した15種類の投資運用先を「リターン」と「リスク」の2軸で置き換えた分布図になります。
2000万円なので、色々と分散していこうかとも最初は考えました。
ただ、お金を増やすという目標を達成するには「ヘッジファンド」「投資信託(インデックス型)」「投資信託(アクティブ型)」を中心としたポートフォリオを組むことをおすすめします。
私の組んだポートフォリオで、どれぐらいのリターンがあるのか紹介しますね。

運用先 | 投資額 | リターン |
---|---|---|
ヘッジファンド (エクシア) |
400万円 | 170万円 (月利3%想定) |
投資信託 インデックス型 (eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)) |
1200万円 | 60万円 (年利5%想定) |
投資信託 アクティブ型 (ひふみ投信) |
400万円 | 30万円 (年利7.5%想定) |
合計 | 260万円/年間 21.7万円/月間 |
攻めのポートフォリオではエクシアに1400万円を投資するだけでも、年間で約596万円が期待できるわけです。
それこそエリートサラリーマンの年収のような金額ですね!
それが不労所得として入るなんて、やはり現金を持っているのは強いと感じます。
守りの運用でも生活に不自由ない分くらいは増えるので、性格に合わせて参考にしてみてください。
まず、不安であれば100万円からスタートし、実績が出てきてから追加出資をしていくのも良いと思います。
そして、リターンで得たお金を分散投資し、リスクの低い状態で資産運用をしていくことをおすすめします。
2000万円の資産運用まとめ
2000万円の運用先の選び方から具体的な運用先、ポートフォリオまで紹介をしていきました。
ポートフォリオと重複になりますが、エクシアの存在はとても大きいです。
エクシアがこの配当をキープし続けてくれれば、2000万円満額で複利運用をすると、3年9ヶ月で1億円を達成することも可能です。
ただ、いつどんなことが起こるかはわかりませんので、ある程度のリターンを得たら、分散投資をしていくことも大切です。
資産運用で得た配当をうまく再投資し、お金がお金を生む仕組みを築き上げていきましょう。
(エクシア)
(月利3%想定)
インデックス型
(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))
(年利5%想定)
アクティブ型
(ひふみ投信)
(年利7.5%想定)
52.6万円/月間
おすすめ投資信託インデックス型:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
おすすめ投資信託アクティブ型:ひふみ投信