
300万円の資産運用を考えたとき、どんな投資先を選べばいいか迷うと思います。
全額一括投資をするとしても、よっぽど信用できるところでないと不安になりますよね?
かといって、リスクを避けるために、あまり細かく分散投資してしまうと思ったようなリターンが望めません。
私は19年前から資産運用をしており、現在は配当だけでそれなりの生活ができるようになりました。
もちろん、この過程で300万円の資産運用をしていました。
当時は上記に書いてあるように思い切った投資ができず、リターンも少ないという状況でした。
経験をそれなりに積んだ今だからこそ言えるのは「あの時思い切った投資をしていればもっと早く資産が増えていたな」ということです。
今回は、今の私だから伝えられる300万円の資産運用方法を紹介したいと思います。
ただ、いきなりおすすめの運用先を知るのではなく、今後、自分自身で資産運用先の良し悪しが判断できるようになることが大事です。
なので、まずは投資を失敗しないために必要な最低限の知識や、資産運用先を選ぶポイントについて先にお伝えしていきます。
目次
300万円を銀行預金しているだけだと損をする!?インフレ率より高い利回りで運用しなければならない理由は?
資産運用を検討している300万円は、今どこにありますか?
この質問をすると、大半の人が「銀行」と答えると思います。
当然のことだと思われますが、実はただ預金をしているだけだと「損」をしていることを知っていましたか?
理由は「銀行金利が0.001%~0.01%に対し、毎年インフレが1%以上起きているから」です。
これだけだと少し分かりずらいと思うので、具体的な数字を持ってお話していきますね。
インフレとはお金の価値が下がること
まずは「インフレ」についてちょっと詳しくお話します。
インフレとはインフレーションの略で「物価やサービスの値段が上がること」を言いますよね。主語を物価からお金にかえると「お金の価値が下がること」にもなります。
上の図は、現在日本が目標としている年間2%のインフレが達成できた場合、300万円が30年間でどれだけ目減りをしてしまうかをまとめたものです。
30年経過してしまうとほぼ半額の164万円になってしまいますね。このようにお金の価値が減っていってしまうことをインフレと言います。
300万円をインフレ率より低い金利で預金をしていると、年間6万円も目減りする
では、なぜインフレ率より低い金利で預金をしていると損になるのでしょうか。
仮に年間2%のインフレが起き続けたとします。
10年後、定期預金は300万2630円に増えてはいるものの、実質的なお金の価値は245万円まで下がっています。これが「損」をする理由です。
ただ、10年後だとイメージが付きにくいかもしれないので、1年後で考えてみます。
銀行に300万円を預けた場合、定期の年利0.01%だと1年後に増える金額は、239円です。一方で、2%のインフレをすると、300万円の価値は294万円に下がります。
つまり、貯金をしているだけだと年間約6万円を損してしまうのです!
せっかく貯めたお金をみすみす減らしていくなんて、考えられませんよね?
では、この預金とインフレリスクに対し、どのような対策を取ればいいのでしょうか?
それは「インフレ率より高い利回りで運用をすること」です。これ以外に方法はありません。最低でも年利3%は欲しいところです。
年利3%以上の運用先については後半で詳しくお伝えしますね。
300万円を効率よく増やすには?お金がお金を生む複利運用をするべき!
資産運用の方法には大きく2つあります。「単利運用」と「複利運用」です。
言葉は聞いたことがあるけど、性質が分からないということもあるかと思うので簡単に説明します。
複利運用・・・(元本+利息)に利息がつくこと
次に、図と具体的な金額で見てみましょう。
単利運用は元本にしか利息がつきません。一方複利運用は、(元本+利息)に利息が付くので、時間が経過すればするほどお金の増え方に勢いがついてきます。
では実際にどれくらい差が出るのか見てみましょう。
年利5% | 単利運用 | 複利運用 | 差 |
---|---|---|---|
スタート時 | 300万円 | 300万円 | 0円 |
5年後 | 375万円 | 382万円 | 7万円 |
10年後 | 450万円 | 488万円 | 38万円 |
15年後 | 525万円 | 623万円 | 98万円 |
20年後 | 600万円 | 795万円 | 195万円 |
25年後 | 675万円 | 1015万円 | 340万円 |
30年後 | 750万円 | 1296万円 | 546万円 |
最初の数年はそこまでインパクトはありませんが、10年を経過するとみるみる差が開いていきます。
このことからも、少しでも多くお金を増やしたい場合は、複利運用を選び、早めに資産運用をスタートすることをおすすめします。
投資と投機の違いをよく知らないと300万円を失ってしまう可能性もある!
資産運用をするなら、必ず「投資」をしてください!
なぜわざわざ当たり前のことを言ってるの?と疑問に感じたかもしれません。
しかし、投資だと思って始めたものが、いつの間にかギャンブル要素の強い「投機」になってしまっていることが結構起きるんです…。
まずは投資と投機の違いを見ていきましょう。
この定義でいくと、投資になるか投機になるかについては「知識のあるなし」が関係してきます。
例えば、自分自身で株を運用するとしましょう。
株に対して、それなりの知識があればお金を増やすことができ、引き際や攻めのタイミングも見極められますよね。
一方、知識がないのに勢いで始めてしまうと、運よくお金が増やせることがあっても、トラブルが起きたときの対処ができません。
でもこれって、意外にみんなやってしまうんですよね…。ちょっと前に流行った仮想通貨がいい例です。
「億り人」になる人がでてきたから、自分もやってみよう!と気軽に始め、あっという間に大暴落…。これは投資ではなく、ギャンブルですよね。
つまり、よっぽどの知識やテクニックがない限り、自分自身での資産運用は「投機」になってしまう可能性が高くなるということです。
もちろん、自分自身で資産運用をするのもいいですが、安定的なリターンが得られるようになるのには相当な時間がかかります。
また、その投資だけに偏ってしまうとリスクヘッジができなくなってしまいますよね。
そのため、私の長年の経験上、資産運用をする場合は「その道のプロ」に任せることが一番の近道だと結論付けています。
運用先の選び方!300万円を資産運用するときの3つのポイント!
資産運用を始める前に知っておいてもらいたい「インフレリスク」「複利運用」「投資と投機の違い」についてお話してきました。
次はいよいよ具体的な資産運用先を選ぶためのポイントについてです。
資産運用先を検討するときに押さえておいてほしいポイントは次の3つです。
手間がかからない投資先を選ぶ
利回りがインフレ率を下回らない投資先を選ぶ
資産運用先を選ぶ場合、このポイントが1つでも抜けてしまっていると、資産運用に失敗してしまう可能性があります。
実際、私の経験上、失敗してしまったり長く続かなかった投資は、上記のポイントが押さえられていない運用先でした。
そのため、ぜひチェックリストとして活用していただければと思います!
リスクが低い投資先を選ぶ
どんなことにも言えますが、リスクがないものはありません。
しかし、リスクの内容を押さえられており、対策がわかっていればそのリスクは低いと言えるでしょう。
資産運用についてチェックしてほしいことは次の3つです。
運用元がしっかりしている会社を選ぶ
過去実績がある会社を選ぶ
この3つが押さえられていれば、リスクが低いと判断していいでしょう。
逆に、リスクの内容がはっきりしないものに関しては、対策が取れないのでその資産運用先には手を出してはいけません。
では詳しく見ていきましょう。
リスク内容がわかり、対策できるものを選ぶ
リスク全体に言えることですが、リスクの内容が分かっていれば、対策をすることが可能になります。
例えば、株式投資のリスクは「株価下落」「会社の倒産」が挙げられます。
この2つは損切りタイミングのルール化や常に最新の情報収集をしていれば防ぐことが可能ですよね。
では「仮想通貨のリスクを具体的に挙げてみてください」と言われても、多分、挙げることが難しいと思います。
こういった具合にリスク内容が具体的に挙げられないということは、対策が取れません。
つまり、リスクが高いので選ぶべきではないと言えます。
運用元がしっかりしている会社を選ぶ
投資詐欺に遭ってしまうほとんどの人が「運用元の確認不足」が要因です。
運用元が信頼できる会社かどうか、次の2つを確認してみてください。
投資の会社はバーチャルオフィスやマンションの一室を登記していることがあります。住所から所在地の確認をしてみましょう。実際に足を運ぶのが困難であれば、GoogleMapなどを活用してみてください。また、遠方の場合、電話面談になることがあると思います。その場合、本社に電話をかけてみて、在籍確認をしましょう。
確認②資金の出し入れの柔軟性
資産運用先によっては、投資した金額を拘束される場合があります。例えば国債でも1年は解約することができません。納得できる拘束期間・理由であればいいですが、理由が不明確だったり、期間が延びるようなことがあれば注意が必要です。
私は新しい投資先を見つけたときは、なるべく運用先のオフィスで面談や説明を受けるようにしています。
また、振込ですが、稀に「現金でも受け付けます」という会社もありますが、これって投資家にとっても会社にとってもリスキーでしかないですよね。
ちゃんと証拠が残るように振込や口座開設ができる会社を選びましょう。
過去実績がある会社を選ぶ
過去実績の有無はリスクの高さにダイレクトに影響します。
過去実績があれば、マイナスになったときにどのような対応をすればいいかなど、事前に予測することができます。
一方、過去実績のないものは具体的な対策が用意できないため、リスクが高いと言えます。
手間が掛からない投資先を選ぶ
資産運用において「手間が掛からない」というのはとても重要なことになります。
なぜなら、手間が掛かるということは、「自由」になるための投資が「労働」になっていると言えるからです。
私を例にお話しすると、株やFXを個人的に運用していたことがあるのですが、この時は常に株やFXのことを考え、情報集取をしていました。
仕事中、家族や友人といるときも常に頭の中で株やFXが漂っていて、なんだか何にも集中できなかったですね。
ふと気が付くと、自由になるために資産運用を始めたのに、いつの間にか利益を得るための「労働」になってたなと気づきました。
減るリスクを考えたら株やFXよりも働いたほうが確実です。
また、手間をかけられるうちはいいですが、老後や、自分や家族に何かネガティブなことが起きてしまったときに、同じ手間をかけるのは無理だということも感じました。
この経験から、資産運用をする場合は手間が掛からない「その道のプロ」に運用をお任せするのが1番だという結論に至りました。
利回りがインフレ率を下回らない投資先を選ぶ
このブログの一番最初にお伝えしましたが、利回りがインフレ率を下回ってしまったら資産運用の意味がありません。
つまりインフレ率を上回る、年利3%以上の資産運用先を選ぶことをおすすめします。
ここまでが資産運用先を選ぶときに押さえておいてほしい3つのポイントでした。念のため振り返りをします!
手間がかからないものを選ぶ
利回りがインフレ率を下回らないものを選ぶ
こちらのポイントを全て押さえてある資産運用先はランキングでお伝えしますね!
ランキングに入る前に、私が今まで投資した運用先を一覧でご紹介します。
300万円の資産運用先一覧
このように、一般的な投資は一通りやってきました。
実は今回300万円の資産運用についてバージョンアップしました。
前はロボアドや積み立てNISAなど細かいものも載せていましたが、やはりお金が増える楽しみをしっていただきたいので、ランキングも大幅に変えました。
では私のおすすめする運用先から、具体的な投資先や運用会社を紹介していきます!
300万円の資産運用おすすめランキング
利回り・・・高いほどポイントUP
リスク・・・低いほどポイントUP
手間・・・かからないほどポイントUP
複利運用・・・可能だとポイントUP
このような基準でランキングを組みました。
それぞれの仕組み・特徴・おすすめの会社をかなり詳しく書きましたので、ぜひ自分に合う運用先を見つけてみて下さい。
ヘッジファンド
利回り | ![]() -10~80% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() かからない |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.7点 |
ヘッジファンドの仕組み
ヘッジファンドは出資者からお金を集め、その集めたお金を会社が得意としている金融商品で運用し、その利益を出資者に配当する仕組みです。
ヘッジファンドの特徴
- 配当が高い
- 完全にお任せできる
- 景気や世界情勢に影響されにくい
- 手数料が成功報酬型が多い
- 倒産すると資産が守られないことがある
- 良いヘッジファンドを見つけるのが難しい
ヘッジファンドの特徴でありメリットは、配当が高いことです。
なぜ配当が高くなるのかというと「常にプラス運用を目標にしている」「手数料が成功報酬型」という2点からです。
ヘッジファンドは手数料ビジネスではなく、運用結果がそのまま出資者への配当、会社の利益になります。
つまり出資者と同じ方向をみて運用してくれています。
また、手数料が成功報酬型なのも、利益を出さないと収益が得られないというストイックさを感じます。
この2点が常にプラス運用を目標にし、達成できている理由です。
ちなみに、私が出資しているヘッジファンドは今まで一度もマイナスになったことがありません。
ただ、デメリットとしては個人口座での管理ではない投資会社もあるので、倒産してしまった場合に資産が守られないという点があります。
しかし、プラス運用をし続けないと自社の収益も得られないことから、よっぽどのことがなければ倒産することはないでしょう。
また、良いヘッジファンドを見つけることが困難というデメリットもあります。
そもそも富裕層向けの資産運用先のため、大きく宣伝もしていませんし、あまり情報が出回っていません。
もし気になるヘッジファンドを見つけたら、前半でお話しした投資先を選ぶ3つのポイントをチェックしながら検討してみてください。
これから1位で紹介する投資先は100万円から出資が可能で、お金の引き出しにも柔軟性がありますのでおすすめです。
おすすめのヘッジファンドTOP3
- 1位エクシア
- 2位ビクトリー・アセット・マネジメント
- 3位スカイプレミアム
1位でおすすめしたエクシアは、私の19年間の投資実績のなかで圧倒的なローリスク・ハイリターンな投資先です。
2019年~2020年の平均月利は3%前後という高利回りな運用をしてくれています。
よければ過去実績を見てみてください。
また、ヘッジファンドは出資額が1000万円からのものが多いのですが、エクシアは100万円から出資できるのも大きな魅力の一つです。
複利運用・月利配当という2点から、大体1年8ヶ月ほど出資をしていれば、元金回収ができます。
運用が始まってから一度もマイナスになったことがなく、成果が高い資産運用先はエクシアしかありません。
投資信託(インデックス型)
利回り | ![]() – 10~10% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.5点 |
投資信託(インデックス型)の仕組み
投資信託は、株や債券などをパッケージングして運用をしている金融商品です。
このパッケージ化された株などをファンドマネージャーが運用し、購入した時より高値が付けば売却して利益が得られるという仕組みです。
売却益だけでなく、年に1度配当が出るものもあります。
また、投資信託は、運用方法が「アクティブ型」と「インデックス型」という2つがあり、全く違った動きをします。
それぞれを一言で説明すると、アクティブ型は攻めの運用、インデックス型は平均的な運用をします。
そして、投資信託は、運用の結果がどうであれ信託報酬という手数料がかかってきます。
そのため、手数料に負けないプラス運用をしていく必要があるので、商品選びが大切です。
アクティブ型とインデックス型のそれぞれのメリット・デメリットについては各ランキングで詳しくお伝えしますね。
このベンチマークの動きに合わせた運用をし、配当を得ているのがインデックス型の仕組みになります。
投資信託(インデックス型)の特徴
- 安定的な運用ができる
- アクティブに比べて手数料が安い
- 大きなリターンは望めない
- 景気や世界情勢に影響を受けやすい
インデックス型の特徴でありメリットは、安定的な運用ができることと、投資信託の商品の中でも安い手数料であるという2つです。
まず安定的な運用ができる理由としては、ベンチマーク(世界情勢)に合わせた動きをするので、多少の上下があったとしても、大抵持ち返すことができます。
新型コロナの影響で全世界の株価が一気に下がりましたが、インデックス型の多くが数か月で持ち返えしています。
また、なぜインデックス型の手数料が投資信託の中でも安いのかと言うと、ベンチマークに合わせた動きをするため、そこまで工数がかからないためです。
そのため、経費が抑えられ平均で0.7%程で済むようになっています。
私が1位でおすすめするものは、0.1%前後なので気軽に始められますね。
ただし、インデックス型は平均的な動きしかとらないので、大きなリターンを狙うことはできません。
なので、300万円以下で地道に~という場合はお勧めですが、それなりのリターンを希望するのであれば、ヘッジファンドがいいですね。
おすすめの投資信託(インデックス型)TOP3
1位で紹介したeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、投資の世界で誰もが知っているウォーレン・バフェット一押しの投資先です。
積み立てでの運用も可能なので、iDeCoやつみたてNISAの非課税になる範囲内で給与から積み立てるのもありですね。
手数料も安く少額からもできるのでお勧めしています。
投資信託(アクティブ型)
利回り | ![]() – 20~20% |
リスク | ![]() 中 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.4点 |
投資信託(アクティブ型)の仕組み
投資信託の仕組みはインデックス型で書いたので省略しますね。
アクティブ型は世界経済に影響されにくい「攻めた運用をしている」と思ってください。
投資信託(アクティブ型)の特徴
- 高配当になる可能性がある
- 手数料が高い
- 商品選びに失敗すると8割負ける
投資信託のアクティブ型の特徴でありメリットは、高い配当が得られる可能性があることです。
まず、なぜ高い配当が狙えるのかと言うと、アクティブの運用に関しては優秀なファンドマネージャーが運用し、世界経済に影響されない運用を心がけているからです。
成績の良い投資信託だと、売却益で年利10%~20%といったところです。
ただ、それなりのリターンが期待できるのと裏腹に、大きなマイナスをもたらす可能性がある、手数料が高いというデメリットがあります。
アクティブ型のファンドマネージャーはレベルが高いと言われていますが、日本ではまだまだ一つまみという感じです。
しかも勝率は2割程度と言われており、残りの8割はマイナス運用というのが実態です。
また、手数料が高い理由としては、運用するマネージャーの工数がかかるためです。
信託報酬は平均で1.7%ほどかかり、仮に300万円全てを投資したとすると、運用結果がどうであれ、年間で4万円前後は引かれてしまいます。
コロナ禍の中でアクティブでうまくいってるものがなかなか少ないので、2020年終わってから再度ランキングは見直そうと思っています。
おすすめの投資信託(アクティブ型)TOP3
- 1位ひふみ投信
- 2位さわかみファンド
- 3位セゾン資産形成の達人
1位のひふみ投信ですが、コロナ禍の影響で軒並みアクティブ型の投資信託がマイナスになった中、ひふみ投信は早めに損切りをしたりして、投資家へのダメージを最小限に食い止めた印象があります。
ただ、マイナスになったことには変わりないので、先ほども書きましたが、2020年が終わってみて良し悪しを判断したいと考えています。
300万円の資産運用ポートフォリオ
この図は、私が資産運用した経験のある運用先を「リターン」と「リスク」の2軸で分布図にしたものです。
トップ3でおすすめした運用先がリターンが高く、リスクが低い位置にあるかお分かりいただけますでしょうか。
これから先ほど紹介した運用先を使って、2つのポートフォリオを紹介します。
同じ300万円の運用でもリターンがかなり変わってきます。そのため、今後の目標に合わせて参考にしてもらえたら嬉しいです。

運用先 | 投資額 | リターン |
---|---|---|
ヘッジファンド (エクシア) |
100万円 | 43万円 (月利3%想定) |
投資信託 インデックス型 (eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)) |
150万円 | 7.5万円 (年利5%想定) |
投資信託 アクティブ型 (ひふみ投信) |
50万円 | 3.75万円 (年利7.5%想定) |
合計 | +54万円/年 +4.5万円/月 |
ポートフォリオを見ていただき気づかれたと思いますが、1位のエクシアの影響はとても大きいものになります。
あまり一般的なものでないことから不安に感じられるかもしれませんが、一度もマイナスになったことはありませんし、払い出しの遅延も起きたことがありません。
最低100万円からにはなりますが、ぜひポートフォリオに組み込むことをおすすめします。
300万円の資産運用まとめ
300万円の資産運用に失敗しないための方法を凝縮して書いていきましたが、いかがでしたでしょうか?
私が当時300万円で資産運用をしていた時を振り返ると、まずは1000万円まで増やすという目標がありました。
なので、ハイリスク・ハイリターン商品にも手を出したことがあり、失敗した経験を持っています。
ただ、今だから言えるのが「リスクがわかる投資先を選ぶ」などの3つのポイントをしっかりと押さえられていれば失敗を経験せずに、もっと早く資産が増やせたと思っています。
なので、これから資産運用をする場合、ぜひこのポイントを参考にして、目標達成に向けた近道をしてもらえればと思います。
1位で紹介したエクシアという投資会社は、情報の少なさから少し懸念される場合もあると思います。
でもこれは日本人の性格上の問題です。と言うのも、うまくいっているものに関してはあまり人に教えず、失敗した時に初めて情報が出回るんですよね。
なので、情報がない分うまくいっているという認識でいて良いと思います。
ちなみに、私のすすめでエクシアに出資した人たちは十中八九「もっと早く始めればよかった…」と言います。
とは言っても、どこの投資先を選ぶかは自分自身で判断しましょう。
投資先を見誤ると、大切なお金を失ってしまうことにもなるので、やはり自分の目で確認することが大切です。
まずはご自分の目標に向けて、ぜひ資産運用をスタートしてみてください。
(エクシア)
(月利3%想定)
+10.6万円/月