
就職してからコツコツ貯めてきた貯金が5000万円に達した。
親族から現金5000万円を相続した。
不動産や事業売却に成功し、手元に5000万円が入った。
このように、今回は5000万円というある程度大きな金額の資産運用を考えている方に向けて、より良い資産運用の方法についてお伝えしていこうと思います。
例えば、5000万円を年利10%で運用できれば、500万円の不労所得ができますよね。
そうすれば、現在進行形のコロナ禍のようなことや、老後年金だけの生活になっても安心かと思います。
とはいえ、年利10%以上の投資先を探すのはなかなか困難です。一般的な投資先で考えると夢のようなパーセンテージだと思います。
私は20年間の投資実績があり、のべ30種類以上の投資を経験しました。そのためかなりの大金を資産運用に費やしてきました。
その中で手堅く年利10%以上が得られる投資先を見つけ、現在2億円越えの資産を築いています。(くわしくはプロフィールをご覧ください)
今回は、私の経験を踏まえ、5000万円のおすすめ投資先とポートフォリオをお伝えしていきます!
目次
5000万円の資産運用を始める前に知っておくべき3つの大事なこと!
いきなり本題に入りたいところではありますが、まずは、5000万円の資産運用をするにあたり必ず知っておいてほしいことを3つだけお伝えします。
もしかしたら知っていることもあるかもしれませんが、この3つのポイントを知っておくことはお金を増やすためにとても重要となります!
②「単利」と「複利」の違い
③「投資」と「投機」の違い
もしかしたら少し長く感じるかもしれませんが、5000万円の資産運用を成功させるためにも、まずはしっかり理解してほしいと思います!
それでは1つずつお伝えしていきます。
【①インフレリスクについて】5000万円を預金しているだけだと、年間100万円損してる!?
「5000万円もあれば老後の2000万円問題も余裕で解決できるし、老後まで取っておけばいいんじゃないの?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、それは間違っています。
なぜなら5000万円を銀行に預金したままにしておくと、実は1年で約100万円も目減りしていくからです。
これがどういうことかと言うと、インフレ率が少なくとも1%以上なのに対し、定期預金の金利が0.01%だからです。
つまり、お金が増える力(金利0.01%)より、お金の価値を下げる力(インフレ率1%以上)の方が強いから起きるのです。
このインフレと金利の仕組みについてもうすでに知っている方は、この部分は読み飛ばしてもらってOKです!
まず確認からなのですが、インフレと言うのは物の値段が上がり、現在のお金の価値が下がっていくことですよね。
現在日本は年間2%のインフレ上昇を目指し、日々進行しています。次の図を見てみてください。
例えば、年間2%インフレしたとすると、お金の価値が2%減るので今手元にある5000万円が1年後には実質4900万円程になってしまうのです。
また、このまま年間2%のインフレが進んだとすると、10年後には約4168万円にまで目減りをしていくことになります。
それに対し、銀行金利は定期預金でも0.01%程度です。この金利は、どう考えても上がることはなさそうですよね…。
もちろん額面的に増えはしますが5000万円を預けて1年で5000円、10年で4万円ほどといった超ミクロなものです。
なので、資産運用をせずに銀行預金(タンス預金)をしてるだけだと、インフレに負け続けます。また、インフレ以下の運用でも意味がありません。
つまりここでお伝えしたい一番のことは、資産運用をする場合は「インフレ率より高い利回りの資産運用先を選ぶ!」ということです。
【②単利と複利の違い】5000万円を年利5%複利で資産運用すると30年後には2億円になる!
次に、5000万円をいかに効率よく増やしていくかについてお伝えしていきます。
ここは資産を増やすにあたってかなり重要な話となります。
もうご存知かもしれませんが、それは「単利」と「複利」による運用方法による違いです。
結論からいうと、後者である「複利」でお金を運用すると資産に圧倒的な差が生まれます。
これを知るか知らないかで、今検討している5000万円の資産運用の結果が想像以上に変わってきますので、こちらはぜひしっかり見てもらえたらと思います。
まず、単利と複利について簡単にお伝えします。
複利・・・「元本+利息」に利息がつく
なんとなくイメージができましたでしょうか?理解を深めるために図を見てみましょう。
最初は同じくらいの増え方ですが、年数が経過すればするほど差が開いていくと言うことが分かると思います。
これが複利を選ぶべき大きな理由です。
それでは次に、具体的な数字を入れて単利運用と複利運用の違いをみてみましょう。
―5000万円を単利と複利それぞれ5%運用した表―
経過年数 | 単利(5%) | 複利(5%) | 差額 |
---|---|---|---|
今 | 5000万円 | 5000万円 | 0円 |
5年 | 6250万円 | 6381万円 | 131万円 |
10年 | 7500万円 | 8144万円 | 644万円 |
15年 | 8750万円 | 1億395万円 | 1645万円 |
20年 | 1億円 | 1億3276万円 | 3276万円 |
25年 | 1億1250万円 | 1億6932万円 | 5682万円 |
このように5000万円を年利5%で運用し続けた場合、単利と複利では15年で1000万円以上の差が発生し、25年経つと、約6000万円も差が開いてしまいます。
月日が経過する程その差が広がるのが分かりますね。またこれは、少しでも早くスタートしたほうが良いということにもなります。
一覧を見ても、数年遅れただけでも大きな差が出てしまうのが分かりますよね。
そのため「どうしようかな?」とスタートするか悩んでいる間にも金銭的な機会損失が発生しています。
少額からでも良いので少しでも早く複利で運用できる資産運用を始めることが大切です。
【③投機と投資の違い】資産運用をするときは「投機」と「投資」の違いを理解することが大事!
では、今持っている大切な5000万円を堅く増やしていくには、どういった方法を取ればいいのでしょうか?
結論から言うと「投資」をするべきだということです。なぜそんな当たり前なことを言うのか?と疑問に思われたもしれません。
なぜなら、資産運用に失敗してしまっている人の話を聞くと「投資」だと思って始めたものが、実は「投機(ギャンブル)」になってしまっていたということが多いからです。
そもそも、資産運用に失敗してしまった人は、なぜ投資だと思って始めたものが投機になってしまったのでしょうか。
この理由を知るには「投資」と「投機」の違いをしっかりと理解することが大切になってきます。
投資と投機には、このような違いがあります。
これだけだとイメージが付きにくいかもしれないので、具体的に株式投資を例に挙げて、投資と投機の違いについてお話していきます。
株式投資は、投資としてちゃんと利益を得られている人がいる一方で、投機になってしまい資産が減ってしまう人もいます。
この違いは「知識のある・なし」です。
どういうことかと言うと、知識のある人が株を運用すれば、ある程度先を見こした資産運用をすることができるので「投資」となります。
しかし一方で、あまり知識のない人が行う株の運用は先が読めず、確実な資産形成につながらないので「投機」となってしまいます。
これが「投資」だと思って始めたものが「投機」になってしまっている理由です。
といっても、知識があり投資になるからと言って、じゃあ「株式投資」を資産の運用先として選ぶかどうかといえば、それはまた別の話になります。
というのも、私も実際に株とFXで資産運用していた時期があったのですが、リサーチの時間は膨大にかかるし、ただただ時間ばっかりが過ぎてしまいました。
また、勉強したからと言って勝てるわけでもありません。
結果を言うと、これは「資産運用」ではなく成果がギャンブルな「労働」だなという認識になりました。
プロでも勝てる人は10%もいないと言われています。
この経験から、資産運用をするならその道「プロに運用を任せる」ことが時間もとられないし、確実なリターンにもつながってくるという結論に至ったのです。
これが投機にならない確実な投資であり、とっても堅い資産運用だと言えます。
少し長くなりましたが、ここまでが資産運用の基本的なお話でした。
これを知っているだけで、運用先の選択がより良いものに変わってくるので、ぜひ頭の片隅に置いておいてほしいと思います。
それでは次に、資産運用の本題に入っていきます。
5000万円の資産運用先を選ぶために押さえておきたい3つのポイント!
それでは、いよいよ次は私が今までやってきた投資先の比較に入っていきます。
ただ、ここも投資先を選ぶポイントが3つあるので、選ぶ基準をお伝えしていきます!
押さえて欲しいポイントは以下の3つです。
②手間が掛からないものを選ぶ
③利回りがインフレ率を下回らないものを選ぶ
私は30種類以上の資産運用をしてきましたが、このポイントが押さえられている資産運用先はそれなりのリターンが得られています。
逆に、このポイントが押さえられていない運用先は損をしたり、長く続けることができませんでした。
資産運用の勉強をする時間がない人でも、この3つのポイントさえ押さえておけば、大きな失敗は避けられると思います。
多少長くはなってしまいますが、どういった基準で資産運用先を選ぶかというのは何よりも重要です!これより1つずつ詳しくお話していきます。
リスクが低いものを選ぶ
何でもそうですが、資産運用と言えど当然リスクが0な訳ではありません。そのため、いかにリスクが低いものを選ぶかが肝心になってきます。
資産運用のリスクと聞くと、とても恐ろしいことのように想像している人がいますが、実は資産運用のリスクは意外にもコントロール可能なものが多いです。
これからお話する3つのリスクの内容を把握し、クリアできるようであればリスクが低い運用先と言えるでしょう。
運用元の会社の確認
過去実績の有無
それでは1つずつポイントをお話していきます。
リスクヘッジができるリスク内容か
資産運用はそれぞれ特有のリスクがあります。例えば株だったら「株価の下落」、不動産投資であれば「空室」があげられます。
このようにリスクが分かっていれば、リスクヘッジ方法を考えるだけです。
株だったら損切をする、リサーチをして下落するような株は買わない。
不動産投資だったら、立地の良い場所に買う、信頼できる業者から買う、敏腕の管理会社に委託する等で対応ができます。
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、上記のようにリスク内容が分かっている時点でリスクは低くなります。
逆に「リスクが何なのかわからない」ものはリスクが高いので選ばないことが賢明です。
例えば仮想通貨や知人からの儲け話などはリスクが何なのか把握できないので、資産運用先としては不向きでしょう。
運用元の会社の確認
大切なお金を運用してもらうのですから、信頼できる会社に依頼することが大切です。
世の中の投資詐欺に遭ってしまった人は、厳しい言い方をしますが、この点の確認不足が要因でしょう。
まず確認するべきは住所です。バーチャルオフィスやアパートの一室を登記している会社は要注意です。
また、金融商品取引業の登録がある会社を選ぶことも安心感につながります。
というのも、金融商品取引業の登録があるということは金融庁の監視下にあるということになります。
そのため、詐欺会社ということはないでしょう。これは簡単な見極めポイントとなります。
過去実績の有無
資産運用において過去実績のあり・なしは重要な確認事項です。
過去実績のないものはリスクの内容がわからないのでリスクヘッジができません。またはそれを勧めてくる運用会社も疑わしいと判断します。
ギャンブルをするならともかく、堅い資産運用を考えているのであれば過去実績のない新規の運用先は避けましょう。
手間が掛からないものを選ぶ

資産運用は、いかに手間を掛けずお金を増やすかが大切です。必ずしも手間とリターンが比例するものではないからです。
例えば、株やFXを自分で運用するために勉強する、良い不動産を手に入れるために業者回りをするなど、このような投資は手間を掛ける必要があります。
しかも時間をかけたからと言って成功するわけでもありません。
さらに、本業が忙しくなってしまったり、老後や病気・けがをしてしまった場合に同じ手間をかけられるのかを考えてみてください。
決まった配当を得るために手間を掛けることが難しくなってくるでしょう。
つまり将来のことを考えても、手間を掛けずにお金に働いてもらう投資先を選ぶのが重要です。
利回りがインフレ率を下回らないものを選ぶ

前半でお話しましたが、利回りがインフレ率より下回る運用は意味がありません。最低でも年利5%は欲しいところです。
良い利回りの投資先を見つけたら、今回のチェックポイントを当てはめて検討してみてください。
これらがクリアできれば、リスクが低く、手間のかからない運用先として判断をしてもいいでしょう。
それではこれから、私が今まで行ってきた資産運用で、インフレ率より高い利回りが見込める運用先を15種類紹介します。
資産運用先一覧!5000万円の投資を成功させるには、どこに運用を任せるべき?
先ほどもちょこっと書きましたが、新型コロナの経済悪化があり、お勧めできるものがかなり限られているのが実情です。
コロナ禍の中でもちゃんとプラス運用ができている投資先を紹介していきます!
【5000万円の資産運用】おすすめ資産運用先トップ3!会社と共にランキングしました!
資産運用先を選ぶ3つのポイント「利回り」「リスク」「手間」に基づいて採点をしています。
5000万円という大金を投資するのですから、わからないことがないようにしたいですよね。
そのため、仕組みや特徴、メリット・デメリットについて、かなりしっかり書かせていただきました。
ヘッジファンド
利回り | ![]() -10~80% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() かからない |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.7点 |
ヘッジファンドの仕組み
ヘッジファンドとは、出資者から集めた資金を会社独自の方法で運用し、そこから得られた利益を出資者に配当するという仕組みで運用しています。
また、運用会社と直接契約になるケースが多いので、手数料が比較的おさえられ、投資家への利益還元が大きくなる仕組みをとっています。
ヘッジファンドの特徴
- 配当が高い
- 毎月配当
- 手数料は成功報酬型
- 資金の出し入れに柔軟性がある
- 元本は保証されない
- 倒産すると資産が守られない場合がある
- 情報が少ないため良い運用先を見つけ出すのが極めて困難
ヘッジファンドは配当が高いのが大きな特徴です。
なぜ高い配当が望めるのかというと「直接契約」「成功報酬型の運用」というところにポイントがあります。
まず「直接契約」について、証券会社と比較しながら説明していきますね。
図のようにヘッジファンドは出資者と直接契約になります。
そのため、リターンをダイレクトに配当することができます。
一方、証券会社の場合は運用先に行きつくまでいくつかの会社を経由します。そのため中間マージンが発生し配当から引かれているのです。
また、ヘッジファンドの手数料は成功報酬型なので、マイナスになった場合は引かれることはありません。
それに対し、証券会社はある意味、手数料ビジネスなのでマイナスになっても何らかの手数料が発生します。
そして、この成功報酬型というのは、当然ながらヘッジファンドがプラス運用になったときにしか発生しません。
つまり、ヘッジファンド側の利益は運用がプラスにならないと得られません。なので、何が何でもプラス運用をしていくという取り組みをしています。
こういった理由から、高配当が現実となっています。
ただ、もちろんデメリットもあります。それは運用会社が倒産してしまった場合、資産が守られない点です。
これは口座が「分別管理」か「会社の口座での管理」かによって異なります。
日本のヘッジファンドのスキームで多いのは後者の「会社の口座での管理」となります。
要はヘッジファンドの運用会社の口座1つで運用管理しているイメージですね。なので、会社が倒産してしまったら当然口座は凍結されます。
ただ、前半でお話した「運用先を選ぶ3つのポイント」がクリアできていれば、倒産の心配は極力ないと言えます。
また、ヘッジファンドは基本的に富裕層向けの資産運用のため、あまり大々的に広告活動をしていません。
そのことからも良いヘッジファンドを見つけるのが大変だというデメリットもあります。
そんな情報が少ない中、私が4年前から出資をしているおすすめのヘッジファンドをご紹介します。
私の投資実績20年の中で、圧倒的かつ安定的なリターンを得られているのがこのヘッジファンドです。
おすすめのヘッジファンドTOP3
20年間、様々な資産運用を行ってきましたが、ここまでリスクが低く、ハイリターンな運用先には出会ったことがありません。
私の中では運用成績並びに社会的信用もあり、まさに鬼に金棒な投資先だと思っています。
投資信託(インデックス型)
利回り | ![]() – 10~10% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.5点 |
投資信託(インデックス型)の仕組み
投資信託とは、いくつかの株式や債券をパッケージ化している金融商品のことです。
なので、いろんな株式に分散投資しているので比較的マイナスが出にくい仕組みになっています。
インデックス型は「ベンチマーク」に合わせた動きをするということです。ベンチマークとは、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価のことを指します。
このベンチマークの動きに合わせた運用をし、配当を得ているのがインデックス型の仕組みになります。
投資信託(インデックス型)の特徴
- 安定的な運用ができる
- アクティブ型より手数料が安い
- 大きく増えることがない
- 景気や世界情勢に影響を受けやすい
投資信託のインデックス型のメリットと特徴としては安定的な運用ができることが挙げられます。
分かりやすく言うと、ラインナップはほとんど大手企業だと思ってください。
マイクロソフト、アップル、アマゾン…など、爆発的な伸びはありませんが、安定的にプラス業績の会社ばかりが選定されています。
ただ、リーマンショックやコロナ禍のようなことが起こると、ベンチマーク自体がマイナスになるので、必然的に下がりますが、大手企業なので持ち返しも早いです。
なので、大きなプラスは生み出しませんし、時にマイナスになることもありますが、長期運用をすると、結果的にプラスになると考えていてください。
ただ「年利10%以上!」など大きなリターンが見込めないのはデメリットになるかもしれません。
おそらく1年間程度の短期運用だけだと、手数料を引いてちょっとプラス程度です。
ただ、さっきも言った通り、長期運用としてはプラスになるので、年金というポジショニングでいるのが良いと思います。
おすすめの投資信託(インデックス型)TOP3
1位で紹介したeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2018年にやっと日本でも取り扱いを開始してくれました。
投資の神様であるウォーレン・バフェットの遺言で「資産の90%を低コストのS&P500インデックスファンドに投資すべし」と残したことは有名です。
ただ、日本の投資信託でも取り扱いがあったものの、手数料が高かったのでお勧めではありませんでした。
ですが、2018年にeMAXIS Slimシリーズで登場!手数料は管理費用(含む信託報酬)0.0968%のみです。こちらはコツコツ積立で利用しています。
楽天証券、SBI証券各所で取り扱いがあるので、口座をもっているところで検討しましょう。
つみたてNISAとの併用などもいいかもしれませんね。
投資信託(アクティブ型)
利回り | ![]() – 20~20% |
リスク | ![]() 中 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.4点 |
投資信託(アクティブ型)の仕組み
投資信託の説明はインデックスでしたので省きますね。
アクティブ型の場合はその名の通り、値動きがそれなりになるものへの投資だと思ってください。
インデックスが大手企業だったのに対し、アクティブは中小企業やベンチャー企業等がメインです。
なので、当たれば年利10%以上も狙えますが、失敗すると…。という感じです。
投資信託(アクティブ型)の特徴
- 高い配当が狙える運用をしている
- 個人口座で資産が守られる
- 手数料が高い
- 良い商品の見極めが困難
投資信託のアクティブ型の特徴でありメリットは「高い配当が狙える可能性がある」「個人口座があり資産が守られる」という2つです。
まず、なぜ高い配当が狙えるのかと言うと、仕組みでもお伝えした通り、伸びしろのある中小企業やベンチャー企業への分散投資がメインだからです。
証券会社のファンドマネージャーがしっかりとリサーチして投資先を選定します。
インデックスの場合は「誰もが知ってる大手企業」への投資なので、リサーチや入念な調査などはしません。なので工数がそこまでかからず手数料が低いのです。
一方でアクティブ型の場合は調査などの工数がかかるので、手数料も高くなる傾向があります。年間で2%前後が平均的ですね。
この手数料が高いのもデメリットですが、こちらの手数料は結果がマイナスであっても投資したお金の中からガッツリ引かれます。
なので、仮に5000万円投資したとすると、年間100万円の信託報酬が引かれます。つまり、もし10%プラス運用ができたとしても、実質の配当は400万円になります。
なので、アクティブ型を選択する場合、信託報酬の利率より高い運用をしないと、手数料だけで大きな損をしてしまうことになりますね…。
おすすめの投資信託(アクティブ型)TOP3
- 1位ひふみ投信
- 2位さわかみファンド
- 3位セゾン資産形成の達人
ただ、ひふみ投信だけはコロナ禍での損切り判断がどこよりも早く、藤野社長、さすがだな!と思いました。
なので、結果はマイナスでしたが、どのアクティブ型の投資信託よりも立ち直りが早かったですね。
ひふみにはとても儲けさせてもらいましたが、また同じような利率は正直これからは難しいかな?という印象です。
ただ、こういったコロナのような有事にも英断できる社長がいるということで、長期運用先としてはありかと思っています。
投資歴20年の私が5000万円の資産運用先を公開します!まとめ
かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
資産運用を成功させるには「良い情報を得る、良い運用先に出会う」ことが大切になってきます。
良い情報を得るには、常にアンテナを張っておくことが大切です。
このマイナーなブログを読んでくださっているので、相当鋭いアンテナを張っていると思います(笑)
資産運用をする場合、常にトレンドや世界情勢は変わってくるので情報収集は大切です。
実際、このブログを始めて3年以上が経過していますが、お勧めの投資先や自分自身のポートフォリオに大きな変化がありました。
ただ、前半でお話した「インフレリスク」「複利・単利の違い」をはじめ「運用先を選ぶ3つのポイント」は変わることのない資産運用の基本的な知識になります。
そのため、ぜひ頭の片隅に置いておいていただき、投資先を検討するときに使ってみてください!