
500万円の資産運用先を考えた時、どんな投資をすればいいか迷いますよね。
一括投資より分散投資がいいのか?
分散するとしても、どんなところにどんな配分で?
と、いろいろ悩むところだと思います。
私は約20年前から投資を始め、今日までに30種類以上の資産運用にチャレンジをしました。
その中で、さまざまな成功と失敗を経験し、今では毎月のリターンが数百万円以上入ってくるまでになりました。
今回は私の資産運用経験から、500万円の資産運用におすすめな運用先トップ3と、目的や性格に合わせたポートフォリオをお伝えします。
ただ、おすすめの資産運用先をお伝えする前に、まずは投資を成功させるために必要な3つのポイントについてお話していきます。
それは「インフレによる預金リスク」「投資と投機の違いについて」そして「複利運用の効果」です。
特別な金融知識がなくても、この3つの話を押さえておけば、運用先の選択で失敗することはまずなくなると思います。
投資経験がある場合は当たり前の内容になるかもしれません。
ただ、大切な500万円を増やすために必要な知識になりますので、ぜひしっかり読んでみてください!
それでは内容に移ります。
目次
資産運用を始める前に知っておかないといけない2つの真実とは?
まず、資産運用をする前に、知っておいてほしい2つのリスクがあります。
それは「預金リスク」と「投機リスク」です。
預金がリスク?と疑問に感じるかもしれません。
この理由は「インフレ率より低い金利での資産運用は、お金の価値を目減りさせてしまうから」です。
少しわかりにくいと思いますので、後ほど具体的な金額を入れてお伝えしていこうと思います。
また、500万円を着実に増やしていきたいのであれば、投機と言うギャンブル的な資産運用を避けなければなりません。
投資だと思ってスタートしたものが、いつの間にか投機になってしまっていることがあります。
これを回避するポイントについてもお話していきます。
もう既に知っていることもあるかもしれませんが、この2点のリスクと回避方法を知っているかいないかで投資先の選択が大きく変わってきます。
ぜひ参考にしてみてください。
500万円を金利0.01%で預金し、2%インフレすると年間約10万円の損をしている!
突然ですが、今資産運用を検討している500万円は、どこにありますか?
このように質問した場合「銀行」と答える人が多いと思います。
私たちが当たり前に、安心安全だと思ってしている「預金」ですが、実は…。
インフレ率より低い金利で預金しているものは「損」してます。
これから理由を説明していきますね。
まずは、インフレについて簡単に説明します。
インフレとはインフレーションの略で「物価やサービスの値段が上がること」「お金の価値が下がっていくこと」ですよね。
現在日本では、年2%のインフレ上昇が目標に掲げられています。
2%マックスで達成できてはいませんが、年1.3~1.6%はインフレしています。
それに対し、銀行の定期金利は0.01%ですね。
この状態が続くと、下の図のようなことが起きていきます。
500万円定期預金していて、10年後につく利息は4383円。
それに対し、2%のインフレが起き続けると現在の500万円が10年後には約408万円まで目減りしています。
インフレが進めば進むほど、利息との差が開いていきますよね。
これが「損」なのです。
10年後だとイメージが湧きにくいかもしれないので、1年後で考えてみます。
500万円を金利0.01%で預金した場合、1年後金利がついて500万500円になります。
一方、インフレで物価が2%上がると仮定すると、1年前に500万円で買えていたものが、510万円出さないと買えなくなってしまいます。
つまり、2%の物価上昇に対し、預金金利が0.01%だと…
たった1年で約10万円損したことになるのです。
これがインフレしている時の預金リスクです。
今回は、誰もが知っている銀行金利で説明しましたが、例えば国債も年利0.05%(2020年時点)なので、損をします。
では、このインフレリスクはどのように対応していけばいいのでしょうか?
それは「インフレ率より高い利回りで資産運用をする」ことです。
インフレを考慮すると最低でも年利3%は欲しいですよね。
年利3%以上の運用先についてはランキングで詳しくお伝えします。
次に、資産運用を確実なものにしていくために「投機」と「投資」の違いを理解していきましょう。
「投資」ではなく「投機」をしてしまうと安定した資産運用はできない
では、続いては「投機」についてのお話をしていきます。
早速ですが「投機」と「投資」の違いって一体何なのでしょうか?
このような違いがあります。
つまり簡単に言うと「投機」とはギャンブル要素が強いもののことを指しています。
例えば、最近で言うと仮想通貨とかですよね?
これってお金を入れても、上がる保証ってどこにもないですよね?
こういうのがまさに「投機」と言えます。
ただ、FXや株といったものは「投機」に入るのでしょうか?
ここが難しいところなのですが、この回答は「投資」にもなるし「投機」にもなる。
これが正解となります。
結局どっちなの?と思うかもしれませんが、この違いを分けるのが「知識のある・なし」です。
つまりプロであれば「投資」と言えるし、素人であれば「投機」になってしまうのです。
実際に国が株で資産運用したりするのもうなづけますね。
国の資産運用の場合はプロが行っているので「投資」になります。
ただ、知識のない人が付け焼刃でお金をいれると、これがたちまち「投機」になってしまうという訳です。
このことからも、資産形成する場合は「プロに任せること」が重要であると分かりますね!
個人投資家の受け入れもしている、数百億円~数千億円規模のファンドが、ほどよく実績もある上に成長性もあるし旨味を感じやすい投資先です!
自分に合った資産運用先の選び方。3つのポイントを抑えれば、500万円の資産運用も怖くない!
次は、資産運用先の選び方のポイントについてお話していきます。
これから話す3つのポイントを押さえれば、大きな失敗をすることはないでしょう。
②「手間」がかからないものを選ぶ
③「利回り」がインフレ率を下回らないものを選ぶ
この3つのポイントは資産運用をする上で最低限必要な条件です。
最低限でもありますが、これだけ押さえておけばいいポイントでもあるので、ぜひ知っておいてください。
「リスク」の内容を確認する
どんなことでもリスクがあるように、資産運用も当然リスクがあります。
そのため、資産運用先を検討するとき、そもそもリスクが低いものを選ぶ、もしくは自分自身でリスクが低くできるものを選ぶことが賢明です。
資産運用においてチェックしてほしいリスクは以下の3つです。
「運用元」は信頼できる会社か?
「過去実績」があるか?
私の経験上、この3つがクリアできれば、リスクが低いと判断して良いでしょう。
「リスク」は解決できる内容か?
リスクは、リスクの内容が分かり、解決できる内容であれば、自分自身で低くすることができます。
例えば、株式投資だったら「倒産」「株価が下がる」といったことがリスクとして挙げられます。
こういったリスクに対しては、株を買う前に会社の状況を把握し、倒産前に売る、そもそもそんな株は買わないという対策が取れますよね。
このようにリスク内容がわかれば、事前に対策を取ることができ、自らリスクを低くすることができます。
逆に、リスクがなんなのかわからない、友人の儲け話や仮想通貨と言ったものは対策のしようがありません。
つまり、資産運用先に向いていません。
「運用元」は信頼できる会社か?
運用元が信頼できる会社かどうか、どんな点から判断したらいいのでしょうか?
それは「住所・電話」と「資金の出し入れの柔軟性」の2点です。
登記だけのバーチャルオフィスだったり、アパートの一室だったりしていないか確認しましょう。詐欺にあってしまった人は残念ながらこのチェックが甘い人が多い傾向にあるようです。少し手間はかかりますが、本社や営業担当が本当に存在・在籍しているか、本社の住所や電話で確認してください。
確認②資金の出し入れの柔軟性
投資先によっては「出資して1年は解約できない」といった縛りがあることがあります。その場合、正当な理由かどうか確認しましょう。その理由が曖昧だったり、ころころ変わる場合は選ばないことが賢明です。
きちんとした運営会社は、どんな質問にも必ず答えてくれます。
大切な資産を預けるわけですから、信頼できる会社を見つけましょう。
私は新しい投資を始めるときは、必ず本社に出向いて面談をするようにしています。
「過去実績」があるか?
過去実績はとても大切です。
上記の運営元の話とリンクしますが、過去実績がしっかりあれば会社はそう簡単に潰れることがありません。
仮想通貨が良い例です。
過去実績が全くないため、儲けた人、損した人の幅がとても広がってしまいました。
過去実績があればそんなに幅が広がることはないのです。
ギャンブルと割り切り、一獲千金を狙うのであれば過去実績のないものにトライしてみて良いですが、確実な資産運用をしていきたい人にはおすすめしません。
「手間」がかからないものを選ぶ
資産運用は、手間がかからないことが鉄則です。
よく、脱サラして株式投資のトレーダーになったりする人がいます。
確かに企業勤めではなくなったかもしれないですが、結局、お金のために働いてしまっています。
常に株のことを考え、時間の拘束も生まれます。
また、手間をかけられるうちは良いかもしれませんが、老後や突然のケガや病気等で動けなくなってしまった場合に、同じ手間を掛けるのは困難になってきますよね。
そのため、手間を掛けなくても、お金が働いている状態を早いうちから作り上げましょう。
これは資産運用をしていく上でとても大切なことになります。
「利回り」がインフレ率を下回らないものを選ぶ
前半の「預金リスク」と重複しますが、インフレ率より低い利回りの運用はあまり意味がありません。
インフレ対策を考え、年利3%は欲しいとこです。
とは言え、年利3%の金融商品は一般的ではありません。
しかし、世の中にはローリスクで年利3%以上の金融商品は普通に存在します。
これもランキングで詳しくお伝えしますね。
ここで一旦おさらいです。資産運用先を検討する際は、以下の3点をチェックしましょう。
②「手間」がかからないものを選ぶ
③「利回り」がインフレ率を下回らないものを選ぶ
この3つが押さえられていれば、大きな失敗をすることはまずないと思います。
私の経験上、この3つのポイントのうち1つでも当てはまらないことがあると、その資産運用は長続きしません。
なぜなら損失が出てしまったり、手間が掛かりすぎてしまうからです。
資産運用先を検討する際はぜひチェックしてみてください。
資産運用は早く始めた方が良い!500万円を倍にするのは意外と簡単?
これからお話する「複利運用」と運用先の選択によっては、資産を2倍にすることが可能になってきます。
しかしそのためには、少しでも早く資産運用をスタートする必要があります。
なぜ早くスタートしたほうがいいのかは「複利運用」の仕組みが分かれば納得できると思いますので、これから図と具体的な数字を使ってお伝えしていきますね。
まず、資産運用の方法には「単利運用」と「複利運用」というものが存在します。
複利・・・元金+利息に利息が付くもの
単利は元本に対し、一定の利息しか付きません。
一方、複利は元本に利息が加算され、そこにまた利息がついていきます。
雪だるまみたいなものですね。
年数が経過すればするほど複利は伸び、単利との差が開いていきます。
複利の仕組みが分かったところで、実際の数字で見てみましょう。
下の図は、預金(金利0.01%)、単利運用(年利5%)、複利運用(年利5%)を30年間続けた場合のシミュレーションです。
経過年数 | 預金 | 単利運用(5%) | 複利運用(5%) |
---|---|---|---|
1年目 | 500万 500円 |
525万円 | 525万円 |
5年目 | 500万 2500円 |
625万円 | 638万円 |
10年目 | 500万 5000円 |
750万円 | 814万円 |
15年目 | 500万 7500円 |
875万円 | 1039万円 |
20年目 | 501万円 | 1000万円 | 1327万円 |
25年目 | 501万 2500円 |
1125万円 | 1693万円 |
30年目 | 501万 5000円 |
1250万円 | 2160万円 |
ご覧いただいてわかるように、複利運用で今すぐ始めた場合、15年後には1000万円が達成できていますね。
30年後には2000万円も達成しています。
もちろん単利運用でも1000万円に達することは可能ですが、お金の増え方のスピードが全く異なります。
このことからも、資産を多く増やしたいと考えているのであれば、複利運用で少しでも早く資産運用をすることをおすすめします。
では次は、500万円のおすすめの資産運用先を15種類紹介します。
後ほど紹介するトップ3では複利運用ができるかどうかについても記載があるので、そちらもチェックしてみてください。
500万円の資産運用先一覧!15種類紹介します!
利回りはもちろんですが、手間がかからず、リスクが低めなものを上位に持ってきています。
次は、上記トップ3の資産運先について詳しくお話しますね。
あわせて、私が実際に資産運用をお願いしているおすすめの会社についても紹介していきます!
1位の投資会社は、月利3%前後を複利で運用してくれると言う驚異的な会社です。
500万円のおすすめ資産運用先トップ3
「リスク」「手間」「利回り」の3つのポイントを踏まえてランキングしています。
一般的な資産運用よりも、マイナーな運用先も含まれています。
知らないものがあったら、仕組みや特徴、メリット・デメリットについてよく読んでいただき、参考にしていただければ嬉しいです。
ヘッジファンド
利回り | ![]() -10~80% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() かからない |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.7点 |
ヘッジファンドの仕組み
ヘッジファンドは、会社独自の資産運用方法で預かったお金を運用し、利益を配当するという仕組みです。
ファンドによって強みが違っていて、最近はシステムトレードを利用するところも多いです。
運用手法も様々かつ、投資対象も株、FX、不動産など異なります。
ヘッジファンドの特徴
- 配当が高い
- 完全にお任せできる
- 景気や世界情勢に影響されにくい
- 手数料が成功報酬型が多い
- 元本保証はない
- 倒産すると資産が守られない可能性がある
- 良い運用会社を見極めるのが難しい
ヘッジファンドの特徴でありメリットは、配当が高いということです。
理由は「絶対利益追求型」「結果を出し続けないと信用してもらえない」という2点からです。
まず「絶対収益追求型」について説明しますね。
絶対収益追求型というのは文字通り、利益を絶対に得ることを目標とした運用方針のことを言います。
どんな景気だとしても、利益を最大化することを目指しています。
なので手数料体系も成功報酬部分を大きくしていて、投資家とヘッジファンドでWin-Winの関係となっています。
ヘッジファンドはその成り立ちとして、時代に左右されず富裕層の資産を安全に運用することを目的に始まっています。
大まかな運用内容はわかるものの、核となるところは基本的には開示しないですし、一般的にはアクセスしづらくなっています。
インターネットの発達とともに裾野は広がっているものの、ある程度の資産がないと受け入れてもらえないのが実情です。
ハードルは高いですが、ヘッジファンド側としても成果を出し続けないと、シビアな投資家から資金をすぐに引き上げられてしまうプレッシャーがあります。
ある意味お金だけの関係なので、ほかに良いところがあったらそちらに行ってしまうのは容易に想像がつきますよね。
投資信託のように、銀行預金よりマシというものでなく、常に最高のパフォーマンスを出し続けることが求められます。
その他、デメリットとしては、運用会社が倒産してしまうと出資したお金は失われます。
ただし、この記事の前半で書いた「資産運用先を検討する3つのポイント(①リスク内容、②運営元の判断、③過去実績)」がクリアできていれば、そのリスクは極めて低いでしょう。
良い会社を見つけることはものすごく難しいですが、1回見つけてしまえば手離れがとても良いのでおすすめです。
おすすめのヘッジファンドTOP3
投資信託(インデックス型)
利回り | ![]() – 10~10% |
リスク | ![]() やや低 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.5点 |
投資信託(インデックス型)の仕組み
投資信託とは、いくつかの株式や債券を組み合わせて販売している金融商品のことです。
証券会社や銀行からはもちろんのこと、最近ではネット証券から購入することが主流になってきています。
購入時より価格が上昇したタイミングで売却することで売却益を得ることができます。
商品によっては保有していると配当が出るものもあります。
ただ安く買えば良いというものではなく、長い目で右肩上がりの商品を見つけることが大切です。
また投資信託は大別すると「アクティブ型」と「インデックス型」の2つがあります。
アクティブ型は市場平均にとらわれない、利益を狙った運用をしていきます。ヘッジファンドに近いですね。
一方でインデックス型はベンチマークとなる指数(インデックス)に連動させる運用になります。
指数は株価指数や債券指数などあり、馴染みがあるものだと日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といったものがあります。
投資信託(インデックス型)の特徴
- アクティブ型に比べて手数料が安い
- わりと安定的な運用が見込める
- リターンがローリターン~ミドルリターン
- 景気や世界情勢に影響を受けやすい
投資信託(インデックス型)の特徴は、アクティブ型に比べて手数料が安い点と、安定的な運用が見込める点です。
まず手数料が安い点ですが、おおよそ1%を切る商品が多いです。
ここ数年で日本国内でもインデックスファンドへの投資環境が整ってきています。
実質的な信託報酬が0.1~0.3%ほどの商品も増えてきていますね。
アクティブ型が2%ほどかかることと比べるとかなり安いですよね。
なぜ手数料が安くなるかというと、インデックス型はベンチマークとなる市場があるので調査や分析などにかかる工数が少なく済むからです。
インデックスファンドは、市場平均に連動しているので、良くも悪くも大幅に増えることもなければ大幅に減ることもない特徴を持っています。
ただ、世界的に市場で何かネガティブなことが起こると、数か月マイナスなんて言うことがあるので気を付けたいです。
リーマンショックやコロナショックのようなことがあれば、すぐに売却して買い直すことが出来れば良いですが難しいですよね。
売りどきを逃したと思ったら焦らず、ガチホ(何もせずに握りしめておく)しておきましょう。
10年、20年といった中長期で見たら、経済成長とともに右肩上がりになるはずです。
おすすめの投資信託(インデックス型)TOP3
インデックス型はアクティブ型よりリターンは下がるものの、安定して年利5%ほどは見込めるので、私もポートフォリオに組み込んでいます。
長い目で見てプラス運用ですが、ヘッジファンドやアクティブ型投資信託のようなインパクトはありません。
ただ、分散投資をするという観点ではアクティブとインデックスに分散するのは賢明です。
投資信託(アクティブ型)
利回り | ![]() – 20~20% |
リスク | ![]() 中 |
手間 | ![]() 少しかかる |
複利運用 | ![]() できる |
おすすめ度 | ![]() 4.4点 |
投資信託(アクティブ型)の仕組み
投資信託そのものの仕組みは、おすすめ2位の投資信託(インデックス型)でお伝えしました。
アクティブ型は、ヘッジファンドのように絶対収益追求型であり、ファンドマネージャー(運用チーム)が投資対象を調査・分析して投資します。
じゃあ何が違うの?と思いますよね。
違いはいろいろありますが、特に違うのは投資信託は投資する際の運用手法の規制や、情報開示義務があることです。
少額で運用可能で、万が一の際の投資家保護がされる反面、ヘッジファンドより大きなリターンは得にくくなっています。
投資信託(アクティブ型)の特徴
- いい商品であれば比較的高い利回りが期待できる
- 個別口座で資産が分別管理ができる
- インデックス型と比べて手数料が高い
- いい商品を見つけることが難しい
投資信託は個人口座を開設するので、万が一証券会社や銀行が倒産してしまっても、口座のお金が無くなることはありません。
このような観点から、比較的ローリスクに資産運用が可能です。
もちろん元本保証されているわけではなく、詐欺リスクが限りなくゼロで運用会社が倒産しても残った資産は保護されるということです。
また、アクティブ型のメリットは「比較的高配当が狙える」という点です。
良い商品であれば年利10%は狙えます。
ただ、デメリットとしては手数料が高い、商品の見極めが難しいと言う2点があります。
手数料は、ファンドマネージャー(運用チーム)が調査・運用をしているため工数がかかります。
そのため平均1.7%と高めの設定です。
しかし考え方によっては、個人口座で資産が守られている必要コストとも捉えられますね。
また、商品の見極めが難しい理由としては、何においても全員が1番になれないように、アクティブのトレーダー全員の運用がうまくいくわけではないからです。
実際、プラス運用できているアクティブファンドは2割程度です。
なので良い商品を見つけるのが大変です。
でも、良い商品さえ見つけてしまえば、ほぼプラス運用ができ、個人口座で資産も守られるので、嬉しいと安心が兼ね備えられますね。
ただ、マイナスが続いてしまうと固定の手数料は「必要コスト」から「痛い出費」になってしまうので、アクティブ型のいい商品を選ぶことが必要です。
おすすめの投資信託(アクティブ型)TOP3
- 1位ひふみ投信
- 2位さわかみファンド
- 3位セゾン資産形成の達人
1位に選んだ「ひふみ投信」は2008年に基準価格が1万円からスタートし、10年で約5倍になりました。
コロナショックで打撃を受けましたが、素早い対応も功を奏して5万円台に戻しています。
ただ、今までひふみ投信のように1万円スタートから5万円になったという例は至って稀な事例です。
今後は倍の10万円までとはいかないかもしれませんが、今後の可能性を信じて分散投資するのはありだと思います。
500万円の資産運用まとめ
500万円の資産運用でも、運用先・運用方法の選択によっては倍にすることも現実可能になってきます。
資産運用先を選ぶときは、是非「インフレ率より高い利回りで運用できるもの」「複利運用ができるもの」「リスクがわかるもの」「手間が掛からないもの」この観点でチェックをしてみてください。
ヘッジファンドはあまり有名でなく少し不安に思われるかもしれません。
でも、私の周りで出資した人は声を揃えて「もっと早く始めればよかった…」と言います。
もちろん2位以降で紹介した資産運用先も、どれも比較的低リスクでそれなりのリターンが見込めるものなので、胸を張っておすすめできます。