
ヘッジファンドに興味はあるけど、なんとなくハードルが高い…
日本のヘッジファンドもいくつかあるみたいだけど、情報が少なくて困っている…
今このようなことで悩んでいませんか?
確かにヘッジファンドは公開されている情報が少ないので始めるにはハードルが高い印象があります。
それに、大切なお金を運用するなら、絶対に失敗したくないですよね。
私自身は約20年の投資歴があり、様々な投資をしてきましたが、結論から言うと、ヘッジファンド(投資会社)がダントツに儲かります。
そのため、よりよいヘッジファンドを見つけたいと思い日本国内のヘッジファンドや投資会社、数十社をリサーチ・面談に出向きました。
その結果、5年ほど前にかなり優良な投資会社に巡り会えました。
その投資会社で運用を始めてからは、配当だけで高級車を買うことができたりと、順調に利益を得ることができています。
今回はそんな自分の経験を踏まえ、ヘッジファンドを選ぶ時のポイントと私が実際に投資してよかった日本のヘッジファンドや投資会社をランキングでお伝えします。
日本国内のヘッジファンド選びに成功する3つのポイント!
ヘッジファンドは情報が限られていて、選ぶのがかなり難しいですよね。
しっかり資産を増やしてくれるヘッジファンド(投資会社)を選ぶために、チェックするべきポイントを3つに絞ってお伝えします。
しっかりリスク対策しているヘッジファンドを選ぶ
手数料が成功報酬型のヘッジファンドを選ぶ
なぜこの3つが大切なのか、それぞれのポイントについてより詳しくお話します。
過去実績があり、運用成績を公開してくれるヘッジファンドを選ぶ
まず1つ目のポイントは、過去実績があるヘッジファンドを選ぶことです。
自社商品に自信がある投資会社は必ず実績を開示してくれます。
そこで過去実績を教えてくれない投資先は投資をしてはいけません。
例え成績が悪かったとしても、どのように巻き返したかなど確認することができないからです。
また、実績がなくこれから運用が始まるというものはリスクが読めないのでやめておきましょう。
しっかりリスク対策しているヘッジファンドを選ぶ
2つ目のポイントは、リスク対策がしっかりしているファンドを選ぶことです。
なぜかというと投資先のスキームによっては、預かったお金と会社のお金の分別管理がなく、運用に失敗した場合は0になってしまうリスクがあるからです。
ただ、ヘッジファンド側もそれは避けるため、預かり資産の一部だけで運用していたり、リスク分散をしています。
そういった対策がない投資先は、いくら運用のプロとはいえ危険だと言えます。
私は、投資を検討しているヘッジファンドとの面談では、必ず預かり資金と投資額の割合を聞いています。
これは営業側からするとめんどくさい客だと思われるかもしれません(苦笑)。
ただ大切なお金を投資するので、リスク対策について納得のいく投資先を選ぶようにしています。
日本のヘッジファンドや合同会社は金融庁の監視下にないものもあります。それを見極めるためにもリスク対策について確認することは大切です。
手数料が成功報酬型のヘッジファンドを選ぶ
3つ目のポイントは、手数料が成功報酬型であるヘッジファンドを選ぶことです。
一般的に銀行や証券会社で投資信託を買うと、まず売買のときに「売買手数料」がかかり、さらに保有しているだけで「信託報酬」という手数料がかかります。
つまり、利益が出ていなくても、投資家がいろんな商品を売買してくれれば、そのつど証券会社側に売買手数料が入ります。
そのため、強引な営業マンだと様々な商品の回転売買をすすめてきます。
それが原因で手数料ばかりかさんで、実際の運用成績はマイナスになるというケースはよくあります。
一方で、ヘッジファンドの大半は成功報酬型です。
これは、運用益がプラスにならないと、ヘッジファンドにも利益(手数料)が入らないことを意味します。
つまり投資家と同じ「運用益を出す」という、同じ目標に向かっているというWIN-WINの関係にあるのです。
ここで改めてポイントをおさらいしましょう。
しっかりリスク対策しているヘッジファンドを選ぶ
手数料が成功報酬型のヘッジファンドを選ぶ
以上3つが、ヘッジファンドの運用に成功するためのポイントとなります。理由も含め、ご理解いただけましたか?
次は、この3つの成功ポイントを軸に、日本国内のヘッジファンドについてランキングしたものをお伝えしていきます!
日本国内ヘッジファンドランキング
上記の3つのポイントを踏まえつつ、日本のヘッジファンドをランキングにしてみます。
ランキング化にあたって、次の項目で評価していきます。
- 利回りが高い
- 運用成績がネットで公開されている
- 過去実績が2年以上ある
- 最低出資額のハードルが低い
- 資金の出し入れがしやすい
- 手数料が成功報酬型である
アリシオン・キャピタル・マネジメント
Unearth International(M&S)
エアーズシー
エクシア
エピック・パートナーズ
キャピタルアセットマネジメント
Japan Act
GCIアセットマネジメント
ストラテジックキャピタル
スカイプレミアム(ライオンプレミアム)
トータスパートナーズ
ハヤテインベストメント
BMキャピタル
ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズ
フェノウェイブインベストメンツ
ベイビュー・アセット・マネジメント
ヘッジファンドダイレクト
ホリコ・キャピタル・マネジメント
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
なかなか情報は入手できないと思いますが、探すと案外見つかります。
今回は数ある日本国内ヘッジファンド(投資会社)の中から、有力な20社のヘッジファンドを評価しました。その中でもさらに上位10社をランキングにして紹介します。
ベイビュー・アセット・マネジメント
おすすめ度 | ![]() 4.4点 |
運用成績の公開 | ![]() 公募はHPで公開 私募は個人宛に公開 |
過去実績 | ![]() 1998年から設定 |
リスクヘッジ | ![]() 個人口座が持てる (公募の場合) |
資金の引き出し | ![]() 年対応 |
手数料 | ![]() 公募:残高に対し約3%+運用会社により異なる |
平均利回り | 商品により異なる |
- 会社名:ベイビュー・アセット・マネジメント株式会社
- 区分:ヘッジファンド
- 運用手法:投資信託(私募・公募)
- 最低出資額:1000万円~(私募)、1万円~(公募)
- 創立:1998年
ベイビュー・アセット・マネジメントの特徴
- 優秀なトレーダーが複数人いる
- 金融商品取引業者に登録されている
- 非常に多くのファンドの取り扱いがある
- 個人口座が持てる(公募の場合)
- 商品が多いので、選ぶ手間がかかる
- 商品によって手数料が変わる。公募のものは年間約4%以上掛かる
ベイビュー・アセット・マネジメント(Bayview Asset Management:以下BAM)は前身となるRSアセット・マネジメントから数えると20年以上の実績があり、かつ4000億円を超える預かり資産を持っているので信頼のおけるファンドといえます。
そしてアメリカの複数のヘッジファンドとも独占的に提携していて、アメリカの株にかなり強いです。
そのような点が評価されていて個人だけでなく機関投資家からの信頼も厚く、会社として若手を積極的に活用していることから今後も期待できます。
さらに信頼できる点としては、ファンドマネージャーの経歴が会社ホームページでも確認でき、内容を見ると優秀な方が多いということです。
次に手数料ですが、商品によって異なって信託報酬だけでおよそ年2~4%ほどをみておく必要があります。
ただし私募であれば成功報酬型のものもあるので、営業担当にしっかり相談する必要があります。
BAMには魅力的な点も多いのですが、デメリットもあります。
まず最低出資額が1000万円なので、手持ちの現金資産が3000万円以上ない場合にはおすすめできません。
また、商品が20種類以上あるので投資に関する知識が豊富であれば嬉しいですが、もし投資経験が少ないと手が出しづらいかもしれませんね。
商品や購入タイミングによって幅はありますが、年利10%ほどを狙ってポートフォリオに組み込むのがいいのではないでしょうか。
そして肝心の利回りは商品によっては年30%を超えることもあり、優秀なファンドマネージャーに任せられるのは安心できますね。バイオ系が非常に好調でした。
エピックパートナーズ
おすすめ度 | ![]() 4.2点 |
情報の公開 | ![]() 投資家向けのレポート |
リスク | ![]() ・日本株ロング・ショートの専門業者 ・分別管理 |
手数料 | ![]() ①申込手数料:投資額の1.0% ②運用報酬:運用額の3.5% ③成功報酬:利益の20% |
平均利回り | ![]() 年利10%程度 |
- 会社名:エピック・パートナーズ・インベストメンツ株式会社
Epic Partners Investments Co.,Ltd. - 運用手法:日本株ロング・ショート等
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:1000万円~
- 創立:2005年
エピックパートナーズの特徴
- ファンドによるが年利10%程度の安定した実績
- 15年以上の歴史がある
- 1000万円以上の最低投資額ハードル
- 大半が機関投資家のため情報が少ない
エピックパートナーズの特徴は「年利10%程度の安定した利回り」と「15年続いているという実績」という2点です。
運用しているファンドの増減はありますが、現在は下記の4つのファンドを運用しています。
- プラウィス:大型上場株中心のペアトレード
- バリアント:マルチ・マネージャー
- フェイス:日本株ロング、先物ロング・ショート
- トリニティ:マルチ・マネージャー
基本的には日本株のロング・ショートが中心の戦略で、バリアントやトリニティは期待リターンが年利10%かそれ以上になっています。
そういった運用を行って、会社として15年以上実績があるのは心強いですね。
その一方で、1000万円の最低投資額の設定があり、機関投資家が多く情報もクローズドになっています。
なので個人投資家としてはハードルが高いというのも事実です。
さらにロックアップ(解約できない)期間が半年間あるので、金銭的な余裕も必要です。
余剰金として3000万~5000万円程度はあり、時間軸にも余裕がある場合は検討の余地があります。
ファンドによっては新設のものもありますが、バリアントは比較的長く運用していて好調です。
ただ、気持ちとしてはもう少し高いリターンが期待できると選びやすくなるという印象です。
エアーズシー証券

おすすめ度 | ![]() 4.2点 |
情報の公開 | ![]() 面談にて公開 |
リスク | ![]() 売買タイミングに制限がある |
手数料 | ![]() 申込手数料:最大3.0%(税抜) 信託報酬:2~3% 成功報酬:0~25% 解約手数料:最大3.0%(12ヶ月以内) |
平均利回り | ![]() 7~20%/年 |
- 会社名:エアーズシー証券株式会社
- 運用手法:ヘッジファンド
- 区分:証券会社
- 最低出資額:1000万円~
- 創立:2002年
エアーズシー証券の特徴
- 海外の優良なヘッジファンドを取り扱っている
- 平均年利7%のファンドから20%のファンドまで期待利回りが高い
- 最低投資額が高額
- 資金の移動はしづらい
エアーズシー証券の特徴は、比較的利回りの高い海外の優良なヘッジファンドを取り扱っている点です。
おすすめのビクトリー・アーケイディア・ファンドは平均年利7.7%で推移していて、2008年の運用開始から年単位で損失が出ていません。
手法としてもとてもシステマチックで堅いやり方なので、今後も期待が持てます。
エアーズシー証券が取り扱うその他のファンドには、年利40%近くの実績を出しているものもあって優秀なところが多いです。
ただ、手数料は若干高く、申込手数料が3%、1年以内に解約してしまうと解約手数料も3%かかり、信託報酬も2%強のファンドが多いです。
それを差し引いてもリターンの大きなファンドを扱っているので良いですが、1ファンドあたりの最低投資額が1000万以上必要なところが多いのはネックです。
また、解約の申し出から実際に返ってくるまで3~4ヶ月ほどかかるので流動性は若干低いですね。
ファンドの運用規模の上限に達してしまうこともあるので、狙ったタイミングで投資できない可能性もあります。
投資を検討するなら面談でおすすめを聞き、よく考える必要があります。
エアーズシー証券を通すことで、そういったところに個人でも1000万円ほどの規模から投資できるのは魅力的かもしれません。
ファンドによってはジャンルの選定がうまく、直近のパフォーマンスがよくても今後どうなるかわからないものもあります。
ある程度投資経験もあって、自分自身でもジャッジできる自信があるのであれば、話を聞いてみても良いかもしれませんね。
ストラテジックキャピタル

おすすめ度 | ![]() 4.0点 |
情報の公開 | ![]() 面談で公開 |
リスク | ![]() リターンの変動が激しい |
手数料 | ![]() 購入手数料:3.0%(税抜) 成功報酬:20% 運用管理報酬:2.0% 解約手数料:5.0%(12ヶ月以内) |
平均利回り | ![]() 14%/年 |
- 会社名:株式会社ストラテジックキャピタル
- 運用手法:アクティビスト
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:1000万円~
- 創立:2012年
ストラテジックキャピタルの特徴
- 元村上ファンドの丸木強氏が率いている
- 平均利回りは年利14%。ただし変動リスクは大きい
- 投資のハードルが高い
- 暴落局面での持ち直しが弱い
ストラテジックキャピタルの特徴は、アクティビストファンドとしての力を持っている点です。
代表兼ファンドマネージャーである丸木強社長は村上ファンドの創業メンバーの1人で、経験が豊富なのは心強いですね。
村上ファンドといえば「物言う株主」として一躍話題となりましたよね。
アクティビストは大量に株を取得した企業に対して意見を言うわけですが、対話を通して共に企業価値を上げることに主軸を置いています。
中小型株が中心となり、うまくハマれば莫大な利益を得ることができますが、回収まで多くの年月を要することも多いです。
直近の実績をみても、マイナス20%以上の損失を出す年もあれば、プラス70%を超えることもあり、よくも悪くも変動リスクが高いです。
また、コロナショックで株式市場が全面安となり、中小型株には資金が戻ってきてないのもあり苦戦しているようです。
長期的な目線で見れば面白いかもしれませんが、個人投資家の限られた資産を投資するのはリスクは高いですね。
個人投資家はジャパンアップという投資商品を、Teneo Partners証券で約1000万円から購入可能です。
ただし、金融資産5000万円以上の保有が最低条件として課されるので、ハードルは高いです。
公式HPでは、投資先にどういった提言を行って、どういった結果になっているのかもまとめていますので、興味があれば参考にしてみてください。
キャピタルアセットマネジメント
おすすめ度 | ![]() 3.8点 |
情報の公開 | ![]() 毎月HPにて公開 |
リスク | ![]() 代表がファンドマネージャー |
手数料 | ![]() 申込手数料上限:3.85% 信託報酬:1.606~2.618% 一部商品で成功報酬22% |
平均利回り | ![]() 2.7%/年 |
- 会社名:キャピタルアセットマネジメント株式会社
- 運用手法:投資信託
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:100円~
- 創立:2004年
キャピタルアセットマネジメントの特徴
- 新興国の中心のファンドがあり、リターンが大きい
- 金融商品取引業者に登録されている
- 個人口座が持てる
- 信託報酬・管理報酬などマイナス運用になっても手数料がかかる
- 安定的な運用にはならない
- 商品によって手数料が変わる
キャピタル・アセット・マネジメント(Capital Asset Management:以下CAM)は、ベトナムなどのアジア諸国とドバイなどの中近東の新興国マーケットにかなり強いという特徴をもっています。
利回りは年利20%を超えるときもあり、公募ファンドながらその高い利回りが魅力的です。
公募なのでネット証券でも購入可能かつ分別管理があるというのもメリットですね。
その力強さの源は代表の杉本氏にあって、金融業界の在籍33年うち28年は運用のプロとして携わっていて業績を引っ張っておられます。
情報発信も頻繁に行っていて、かなり信頼性は高いです。ただし、商品によっては大口投資家の解約などの市場動向以外の原因で大きく値下がりすることもあるので注意が必要です。
また、手数料が購入時に最大3%、信託報酬も年2.57%は必要経費としてかかってしまうこともデメリットです。
タイミングがよければ手数料をかなり上回るリターンが期待できるのと、3年くらいのスパンで考えればそれなりのリターンが期待できそうです。
とくにアジアや中近東の新興国についての知見はどこよりも持ち合わせていて、そこからくる自信とも言えますね。
ただ、2位のBAM同様、株が中心なのでコロナ禍の最中はマイナスになっています。ここも今からのスタートは厳しいかもしれませんね。
GCIアセットマネジメント
おすすめ度 | ![]() 3.6点 |
情報の公開 | ![]() HPにて公開 |
リスク | ![]() エンダウメント手法という資産運用方法 |
手数料 | ![]() 信託報酬:1.192% |
平均利回り | ![]() 4%/年 |
- 会社名:株式会社GCIアセット・マネジメント
- 運用手法:投資信託
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:100円~
- 創立:2000年
GCIアセット・マネジメントの特徴
- 米国名門大学が実践してきた投資手法を模範しているので、安定的な運用ができる
- 東京大学の経済研究科と協力関係にある
- 商品によって、信託報酬が上限年率0.65%(税抜)と低めのものがある
- 20年程の長期運用を前提にしているので、短期運用には向いていない
GCIアセット・マネジメント(以下GCI)は、エンダウメント手法という方法を用いて運用しています。
エンダウメント手法が何かというと、アメリカのエール大学などの名門大学で採用している資産運用方法です。
大学の資産運用というとイメージがあまり出来ないかもしれませんね。
ただ、アメリカなどのトップの私立大学は寄付金が数兆円という規模であり、その運用をすることで研究費などをまかなっています。
かなりの規模ですよね。もちろん投機的には運用できないですし、着実に増やす必要があります。
そうして生み出されたポートフォリオを参考にしているのがエンダウメント手法であり、GCIが得意とする運用手法なのです。
具体的には伝統的な国内外の株や債権でベースを作りながら、未公開株やREIT(不動産投資信託)などもまぜることで大きなリターンを狙うものです。
年利10%を超えることもありますが、平均的には1桁代ですね。
また、代表自身が東京大学で教鞭を執りながら、良好な関係を築いているのも強みです。
さらには長期的に運用をしていきたいという意向から、信託報酬が年0.65%~1.136(税抜と投資信託にしては抑えられています。
上記のようなメリットがあるのですが、中長期的に安定した方法であるので短期で高利回りを狙って運用するには向いていません。
実はハーバード大学で3.5兆円、エール大学で2兆円規模の資産運用を行っています。
それだけの金額を失敗することなく、かつアメリカは実際毎年2%インフレが進行しているのでそれを加味してもプラスを出すように編み出されたのがエンダウメント手法です。
公募なので楽天証券やSBI証券で購入することができます。
ホリコ・キャピタル・マネジメント

おすすめ度 | ![]() 3.4点 |
情報の公開 | ![]() 各証券会社で公開 |
リスク | ![]() 代表がファンドマネージャー |
手数料 | ![]() 信託報酬・運用管理費 信託報酬年約1.9%+購入手数料は証券会社によって異なる |
平均利回り | ![]() 15%/年 |
- 会社名:Horiko Capital Management LLC
- 運用手法:投資信託
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:100円~
- 創立:2000年
ホリコ・キャピタル・マネジメントの特徴
- 米国のバリュー株を中心に運用
- NYに拠点があり、肌感覚で米国経済・市場を見たトレーダーが運用している
- 代表であり運用マネージャーの堀古氏は2006年にアメリカで最も優れたアジア系ビジネスマン50人の1人として「アジア・アメリカ・ビジネス賞」を受賞
- 代表であり運用マネージャーの堀古氏がメディア業に専念したらパフォーマンスが落ちる可能性がある
ホリコ・キャピタル・マネジメント(Horiko Capital Management:以下HCM)は、拠点をニューヨークにおいたヘッジファンドです。
代表の堀古氏がアメリカ経済に精通しており、メディアのコメンテーターや雑誌のコラムでの情報発信などを積極的に行っています。
アメリカのバリュー株投資が主な投資手法です。
簡単にいうと本来的な企業価値より安く見積もられている株を安価で買って、それが市場で評価されて高くなったタイミングで売るというものです。
その分析が優秀で、2019年1月時点で+37.0%のパフォーマンスを出したことがあります。ただ、コロナ禍で現在の成績は…。という感じです。
また、デメリットとしては、信託報酬が約1.9%と、高いです。
100万預けているだけでだいたい2万円ほど毎年経費としてかかってしまいます。
そういった手数料を大きく上回るパフォーマンスを期待したいですね。
ただ、10年以上前なので、今は後継者を育てている段階でしょうか。
手数料が高いのと、やはりコロナ禍で勢いがないので、今このタイミングではおすすめできません。
BMキャピタル(BM CAPITAL)

おすすめ度 | ![]() 3.0点 |
情報の公開 | ![]() 面談で公開 |
リスク | ![]() 代表がファンドマネージャー |
手数料 | ![]() 申込手数料:5.0% 運用管理報酬:約6.0% 成功報酬:50% |
平均利回り | ![]() 3%/年 |
- 会社名:ビーエムキャピタル合同会社
- 運用手法:日本のバリュー株投資
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:1000万円~
- 創立:2013年
BMキャピタルの特徴
- ファンドマネージャーが若く、エリート
- 手数料を考慮すると利回りは並の投資信託程度
- 最低出資額が高い
BMキャピタルの特徴は、東大卒でバークレイズ・キャピタルで経験をつんだ優秀なファンドマネージャーによるバリュー株投資をしている点です。
バークレイズはイギリスのロンドンに本拠を置く125年以上続く国際金融グループで、非常に有名ですよね。
ファンドマネージャーはまだ30代ですが、株式市場に造詣が深いようです。
ファンドとしての手数料控除前の利回りは年利10%~35%ほどを継続しています。
その一方で、運用管理報酬が預け金に対して年率約6%、さらに成功報酬が運用益に対して50%と高く、実質的な利回りは平均すると年利3%ほどです。
また、1000万円という最低出資額のハードルもあります。
そういった点を考慮すると、他に検討の余地が大いにあるという印象です。
まず申込時の5%が大きく、短期だと損失が出る可能性もあります。
投資するなら長期的に見ることをお勧めします。
ハヤテインベストメント

おすすめ度 | ![]() 2.8点 |
情報の公開 | ![]() 取扱証券会社にて開示 |
リスク | ![]() 代表がファンドマネージャー |
手数料 | ![]() 購入時手数料:1.1% 運用管理報酬:2.0% 成功報酬:20% |
平均利回り | ![]() 10%/年 |
- 会社名:Horiko Capital Management LLC
- 運用手法:中小型株
- 区分:ヘッジファンド
- 最低出資額:1000万円~
- 創立:2005年
ハヤテインベストメントの特徴
- 頭だけでなく足を使った投資
- ユーリカヘッジやバークレイズヘッジによる多くの受賞歴
- 近年パフォーマンスが低迷している
- 投資のハードルが高い
ハヤテインベストメントの特徴は、膨大な数の綿密な企業分析による株式投資を実施している点です。
かつて長者番付1位にもなったタワー投信の清原達郎氏仕込みの中小型株への投資で、2013年は単年で+98.74%という実績を残しています。
ただし近年は優秀なアナリストの離脱や、マーケットの主流がコンピュータを用いたシステムトレードになってきたこともあって不調が続いています。
購入する際にはキャピタルパートナーズ証券を介して取引しますが、基本的には大口の機関投資家向けとなっています。
1000万円から投資は可能ですが、手数料が優遇されるのが1億円、5億円というボーダーとなっているので好条件で投資するためのハードルはかなり高いですね。
投資理念は素晴らしいので、結果も追いついてくることを願っています。
伊藤忠商事との取り組みをするなど、社会性が高い企業で信頼感はあります。
日本国内おすすめヘッジファンドランキングまとめ
良いヘッジファンドが見つけられれば、手間がかからずに大切な資産を増やしてくれます。
でも、良いヘッジファンドを見つけることが1番難しく、残念ながら詐欺も多くあります。
今回おすすめした日本国内ヘッジファンドや投資会社は少なくとも詐欺ではなく、これまで実績も出しています。
これから日本国内のヘッジファンドや投資会社での資産運用を検討しているのであれば、まずは連絡をとってみて投資するかどうかの判断をしてみてください。